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「中華ゲーム見聞録」第71回目は、育成アドベンチャーゲーム要素のあるアニメ調グラフィックの武侠RPG『侠道游歌(Songs Of Wuxia)』をお届けします。
本作は中国・蘇州市のインディーデベロッパー羽夢組(Yumeng Studio)が開発し、方塊遊戯(CubeGame)によって2020年9月21日にSteamで配信されました。方塊遊戯は中国国内向けのPCゲームプラットフォームを運営しており、武侠ゲームや海外ゲームを多く取り扱っています。
本作の中国国内向けの宣伝では「ターン制古風育成型JRPG」となっており、もはや世界的にも「アニメ調のRPG=JRPG」というジャンル分けが当たり前になってきているようです。中国の3D武侠ゲームは、前回紹介した武侠アクションRPG『The Wind Road 紫塞秋風』のように実写寄りのグラフィックのものが多いため、本作のようなアニメスタイルのものは珍しいと言えます。
本作の内容ですが、前述した通り育成ゲーム要素のあるターン制バトルの武侠アドベンチャーRPGです。架空の古代中国が舞台となっており、主人公は百年に一人の天才武術少女・呂霊姫(りょれいき)です。天下に名の轟く侠客・呂飛(りょひ)の養女でしたが、呂霊姫が6歳のころに呂飛は失踪してしまいます。
その後、養父の友人である陳セイ君(ちんせいくん。セイは立偏に「青」)に養われ、武術を学びます。やがて成長し、修行を兼ねて養父を探す旅に出るといった内容です。いったいどんなゲームなのか、さっそくプレイしていきましょう。
開幕から選択肢の嵐!
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ゲームが始まると、タイトル画面で椅子に座っていた少女が立ち上がり、何の説明もないまま家の外へ出て走り出しました。このクールビューティーな少女が本作の主人公である呂霊姫のようです。しばらく2Dアクションゲームと見紛うような、横スクロール画面での疾走シーンが続きます。
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崖まで走ると、その向こうにある街に向かってジャンプをしました。ここで選択肢が出てきます。本作はアドベンチャーゲームのように、ゲーム中に選択肢が頻繁に表れます。ここでは「あなたにとって力とはなにか?」のように、プレイヤーのことについて様々な質問が次々となされていきます。
本作は育成ゲームの要素もあり、選択肢によって主人公のパラメータが変化したり、NPCの好感度が変化したりします。今回の質問は、おそらく初期パラメータを決めるためのものでしょう。回答に時間制限が設けられており、それが結構短い。文字を読んでいる間に次の質問が来そうな勢いで、考える時間があまりありません。背景では呂霊姫が止まらずに街中を進んでいきます。矢継ぎ早に質問に答えていきましょう。
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どこかの城の前までたどり着いた呂霊姫。まわりには3人の仲間たちがいますが、どういう関係なのかは一切不明。どうやらこれから最終決戦に挑もうとしているところのようです。となると、これは未来の話で、このあと過去に話が戻りそうですね。このシーンでも選択肢がいくつか出てきます。
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そして思った通り話は数か月前に戻り、先程の最終決戦で一緒にいた張承遠という少年との武術訓練のシーンになります。前述したように呂霊姫が6歳のころ、養父の呂飛が失踪してしまいました。それ以降、呂飛の友人である陳セイ君に養われ、武術を学びます。張承遠はその陳セイ君の弟子で、呂霊姫にとっては弟弟子に当たります。姉弟のようなものですね。
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ここで戦闘のチュートリアルが入ります。本作はターン制バトルで、行動の速い順に動くことができます。バトルコマンドは「進攻(攻撃)」「防御」「戦術(スキル)」「道具」の4つと、オーソドックスなRPGスタイルです。
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「進攻(攻撃)」を選ぶと、さらに攻撃方法を選択できます。本作では敵に「ガード値」が設けられており、それを削ることで弱体化が狙えます。攻撃方法によって、ダメージやガード削りが大きいもの、敵の行動を遅らせるもの、次の自分の行動までの時間が短いものなど特徴があります。状況に応じて使い分けるのがいいでしょう。
それと画面右下にはHPを表す赤いバーと、その下に青いバーがあります。青いバーはいわゆる「必殺技ゲージ」で、「自分が攻撃をする、もしくは敵から攻撃を食らう」ことで増えていきます。100%になると攻撃方法の選択肢にある「武技」が使用可能になり、敵に大ダメージを与えられます。
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通常の攻撃で張承遠を攻撃し、ガード値をすべて削ってガードブレイク状態に。弱体化したところで必殺技ゲージが溜まりましたので、武技「神威破」を叩き込みます。すでに相手は瀕死状態でしたので、さらに2回殺せるぐらいの大ダメージを与えられました。
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戦いに敗れた張承遠。少女のような容貌ですが、男です。この世界の武芸者には7段階の「境地」があり、凡人との差はその4段階目の「泰凌」の境地にたどり着けるかどうかにあります。呂霊姫は18歳にして泰凌の境地に至りました。この年齢でたどり着けた者はいないとのことです。武術の天才ですね。
一方の張承遠はその一歩前の「醒覚」の段階で、まだまだ未熟です。選択肢が出てきたので「ケガはない?見せてみて」を選んだところ、「大丈夫だよ。もう子供じゃないんだから」と照れた様子で言われました。子供扱いされたくないようですね。
修行の旅へ!
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師匠の陳セイ君が現れました。2人の武術について、「もうここで学べることは少ない。山を下りて鍛錬を続け、自分の『道』を探すのがよい」と言われます。ここでも選択肢がいくつか出てきますね。選択肢が多いので、アドベンチャーゲームを遊んでいるような感じになってきました。
それと師匠が言うには「呂霊姫たち以外にも弟子がいて、すでに山を下りている」とのことです。呂霊姫たちにとっては兄弟子ですね。
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ここからやっと呂霊姫の操作ができるようになります。現在のところパッドは部分的対応しかしておらず、マウスとキーボードでの操作になります。W,A,S,Dキーで移動、人やオブジェクトのそばでFキーを押すと話したり調べたりのアクションを行えます。メニュー画面はESCキーで開きます。
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マップはシームレスではなく、エリアごとに切り替わる形になっています。黄色い菱形が並ぶ線を超えると、エリア外に出られます。全体的にエリアが狭いので、あまり視点をグリグリ動かしまくると3D酔いしやすいかもしれません。
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師匠の家を出て山道を進むと、どこからか助けを呼ぶ声が!これから養父・呂飛のように侠客として名を揚げていかなくてはならないので、さっそく助けにいきましょう。ちなみにマップ上でキラキラと輝いているところには、アイテムが落ちています。Fキーで取ることができます。
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マップを進んだ先にいたのは、空を飛ぶフグのような生き物でした。しかも人の言葉を話すことができます。虎に襲われているようですが、何だか態度が大きく「助けてくれたら礼は弾む」と言っています。ここで選択肢が出て、「見なかったことにしよう」を選ぶことも可能。
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虎から空飛ぶフグを救った呂霊姫たち。本作におけるマスコットキャラクター的存在でしょうか。それしては態度も大きく、あまり可愛げがありません。空飛ぶフグには名前がないので、「魚丸(ユイワン)」という名前を付けましたが、あまりお気に召さない様子。ちなみに「魚丸」は中国語で「魚肉ダンゴ」の意味です。ここでも選択肢が何度か出てきて、「非常食として連れて行こう」が選べます。
街に到着!
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街に到着した呂霊姫たち一行。魚丸も付いてきてしまい、「竹下楼」という食堂で一緒に食事をします。本作では主人公や主要人物以外のモブキャラは、単色で表現されていますね。
ここで呂霊姫たちは、これから何をするかの相談を始めました。修行のことに加え、呂霊姫は養父の呂飛を探さなくてはなりません。考えた結果、「呂飛を見習って侠客としての仕事をこなし名を上げていけば、修行も呂飛探しもどちらも達成できる」と結論付けました。
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ここから自由移動になります。竹下楼内には店の女主人である貝貝(ベイベイ)がいました。彼女に話しかけて食事を注文すると、ステータスアップしたり情報を教えてもらったりできます。さっそく注文してみましょう。
ちなみに本作では、呂霊姫たちは師匠から十分な金銭をもらっているという設定なので、お金を稼いだりする必要はありません。アイテムは拾ったり、素材を合成したり、イベントやミニゲームで手に入れたりします。
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竹下楼のメニューには、実在する中国の料理が並んでいます。筆者が鄭州市に住んでいたころによく食べていた「熱干面」(スープ無しの麺の上にゴマダレやピーナッツなどで味付けする料理)があったので、さっそく注文。実際にその料理のグラフィックが現れ、左クリックを連打することで食べていきます。
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貝貝の話だと、ここから北東にある「望姜台」というところに、この辺りのことを熟知している人物がいるそう。呂霊姫たちはまだ着たばかりなので、その人から情報を得るのが良いといいます。さっそく行ってみましょう。それとエリア内にいる単色のモブキャラですが、近づくと彼らの会話が表示されます(Fキーを押さなくてもOK)。
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竹下楼を出ると周辺マップが表示されました。行きたい場所をクリックすると、そのエリアに入れます。ただ、まだ情報が無いので、現在行けるところは竹下楼と、先程貝貝が教えてくれた「望姜台」だけです。とりあえず「望姜台」をクリックして移動します。
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望姜台に行くと、老諾(ろうだく)という人物がいました。この辺りのことについて聞こうとすると、「今ちょうど魚の群れが来ているから、先に釣りでもしたらどうだ。話はその後で聞く」と言われてしまいました。
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桟橋の一番端まで移動してFキーを押すと、釣りが始まります。画面内に出てくる円をダブルクリックして、魚をゲットできます。円は時間が経つと消えてしまいますので、急いでダブルクリックしていきましょう。ちなみに本作は時間や日にちの概念があり、釣りなどのアクションをすることで時間が消費されます。夜になると眠らなくてはなりません。
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釣りが終わると、辺りはもう夕方になっていました。もう一度老諾に話しかけたところ、制限時間内にパネルを正しい位置に並べ替えるパズルをやらされます。成功させることによって新しい場所がマップ上に追加されます。パズルは、2つのパネルをクリックするとその位置が入れ替わるというもの。ちょっと時間が掛かりますが、難しくはありません。
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絵巻パズルを完成させたことで、拠点となる「タク仙居(タクは言偏に「商」)」が解除されました。ここでは武術の訓練や寝泊まりなどができます。また、主要キャラに贈り物ができるようになりました。
主要キャラの好感度を上げると、ステータスアップやスキルなどのアンロックができます。今回は魚丸に贈り物をしたことで好感度レベルが1になり、「技+5」のボーナスがもらえました。
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もう夜も遅くなり、寝る時間です。呂霊姫は建物内にある寝台へ向かい、そのまま就寝。先程も述べたように、本作には日時の概念があります。画像は日程表で、横軸は時間、縦軸は日にちを表しています。三日月マークは就寝時間で、黄色い星印のあるところは強制イベント。7日後の最後には戦闘イベントが発生するので、それまでに準備を整えておかなくてはなりません。
部族の少女と狼退治
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2日目の朝がやってきました。起きた直後に、今日できることやイベント、アンロックされたものなどの情報が表示されます。アンロック情報として「演武をすると、新しい技能を身に着けられる」とあるので、これをやってみましょう。
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技能の鍛錬は建物から出てすぐの武器置き場で行えます。時間を消費し、新しい攻撃スキルを獲得ができました。一日の時間は限られていますので、何を行い、何を行わないのかを決める必要がありますね。
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鍛錬が終わると、日程表にもあった強制イベントが発生。呂霊姫が張承遠とともに侠客としての仕事を探しているのですが、なかなか見つかりません。依頼される仕事と言えば、猫探しなどの小さなものばかり。これでは名を上げる機会すら無いというものです。
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あきらめて別の場所へ行こうとしたとき、黄色い服を着た少女が追ってきました。この街の住民ではなく、ここから北西の大草原に住む「呼日部落」の子だといいます。部落が狼に襲われているので、助けてほしいとのこと。侠客っぽい仕事が入ってきました。
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少女は陶悦(とうえつ)という名前だそう。陶悦の案内で、さっそく部落へ向かう呂霊姫たち。狼は1カ月に一度の周期で襲ってくるらしく、つい10日前、すでに襲撃があったとのことです。そうなると、次の襲撃まであと半月以上は待たないといけません。
陶悦は「ぴったり一カ月とは限らない。早めにやってくるかもしれないので、ここでずっと待機していてほしい」と無茶振りをしてきましたが、さすがにここで半月以上もの時間を消費するわけにもいきません。呂霊姫は「まだ時間はあるし、どうするか考えておく」と言い、いったん引き上げました。
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「侠客は頼りにならない」と、自ら戦うことを決意する陶悦。そばにいるのは愛犬の妙妙(ミャオミャオ)です。陶悦は両親を賊に殺されており、北尋軍の将である花中将に仇を討ってもらった過去があります。そのとき花中将は陶悦に、弓術の書を授けました。陶悦は2年間弓の訓練を続けていたので、「狼ぐらい侠客の手を借りなくても自分で倒せる」と意気込みます。
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その間に呂霊姫は何をしていたかと言えば、竹下楼で食事をしたり、望姜台で釣りをしたりとスローライフを満喫。ぐっすりと就寝した翌朝、強制イベントが発生しました。陶悦が一人で狼の住処を探しに行き、ケガをして戻ってきたとのことです。
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昨日、陶悦を無下に扱ってしまったことを後悔する呂霊姫。仕事を見つけて名を上げることにばかりかまけてしまい、「人助けをする」という侠客として一番大切なことを忘れていました。呂霊姫たちは本格的に狼退治に乗り出します。
「7日後の最後に戦闘イベントが発生する」と書きましたが、おそらく狼との戦いになるでしょう。果たして呂霊姫たちは勝てるのか。そして狼たちはなぜ、周期的に部落を襲いに来るのか。続きはぜひ自身の手でプレイしてみてください。
育成アドベンチャー要素のあるRPG
本作は「街の外に出て敵と戦い、経験値やお金を稼ぐ」といった類のRPGではなく、「7日後に起こる戦闘イベントまでに、パーティを鍛え上げて準備をしておく」というシステムになっています。経験値やお金の概念はなく、行動を通して能力を上げていきます。
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行けるエリアは望姜台の絵巻パズルを解くことで増えていきます。各エリアでは採掘をしたり、薬草を集めたり、武器を強化したり、道具を作ったり、仲間たちを鍛えたりなど様々な行動が可能です。最終日の戦闘イベントに備えて武器・防具やパーティを強化し、回復剤などの消費アイテムをそろえておきましょう。
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主要キャラたちと仲良くなると、特別なイベントが発生することもあります。敵とのバトルは基本的には最終日の戦闘イベントのときにしか発生しないので、プレイ感覚としては育成アドベンチャーゲーム寄りのものとなっていますね。ストーリーもテンポよく、遊びやすいゲームに仕上がっています。
ちなみにゲーム配信直後は、最適化の問題や操作性の悪さからSteamストアのレビュー欄が荒れていましたが、この記事を書いている間に4回アップデートが入ったので、現在のところ大きな問題はなくなっています。
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本作は、日本のゲーマーにとっては馴染みが薄い「武侠もの」ですが、JRPGスタイルなので受け入れやすいとは思います。ただ残念なことに、現在サポート言語は中国語(簡体字)のみとなっています。ゲーム中の選択肢が多いので、内容が分からないと楽しめないかと。今後の日本語サポートに期待しましょう。
製品情報
『侠道游歌(Songs Of Wuxia)』
開発・販売:羽夢組、方塊遊戯
対象OS:Windows
通常価格:720円
サポート言語:中国語(簡体字)
Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/1186460/__Songs_Of_Wuxia/
※本記事で用いているゲームタイトルや固有名詞の一部は、技術的な制限により、簡体字を日本の漢字に置き換えています。
■筆者紹介:渡辺仙州 主に中国ものを書いている作家。人生の理念は「知られていない面白いもの」を発掘・提供すること。歴史・シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、「マイナーゲーム.com」「マイナーゲームTV」を運営中。著書に「三国志」「封神演義」「西遊記」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」「天邪鬼な皇子と唐の黒猫」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。著者Twitter、「マイナーゲーム.com」Twitter。