気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Apoapsis Studios開発、PC/Mac向けに3月5日に正式リリースされた硬派空港運営シミュレーション『Airport CEO』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、空港を設計して運営するシミュレーション。プレイヤーは空港のCEOとなり、滑走路やターミナル、その中に入るレストランやお店の設営、従業員の雇用などを行い、空港利用者にとって快適な空港となることを目指します。とにかく空港の様々な業務調整をする必要があるため、かなり硬派なシミュレーション。記事執筆時点では日本語未対応です。『Airport CEO』は、2,570円で配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。Olof Kindblad氏(以下Olof)スウェーデン・マルメに住むOlof Kindbladです。28歳です。Fredrik SalomonとAlexander Titusと一緒に、本作の開発をしてきました。私たち3人は、マルメを拠点とするApoapsis Studiosとして活動しています。――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?Olof本作の開発は2015年の後半、Fredrikがやることがなかったことから始まりました。彼は大学の夏休みで何かやることはないかと思い、「ゲームの作り方」とググって、空港運営シミュレーションゲームを作りたいと思ったのです。彼はプロトタイプを作り始めると、その2週間後にはそれを私に見せてくれました。するとすぐ、私はこのプロトタイプに夢中になり、以来、私たちは本作の開発をしてきたのです。ゲームの作り方を勉強しながら開発を進め、次第にプロトタイプを一本のゲームとしていきました。――本作の特徴を教えてください。Olof本作一番の特徴は、おそらくその情け容赦のないシミュレーション要素でしょう!本作では、搭乗客、旅行カバン、車両、飛行機、ゴミ袋、機内食といった、空港内で動くあらゆるものをシミュレートしています。本作はとても複雑なゲームなので、カジュアルゲーマー向けではありません。しかし、一度完璧に機能する空港を作ることができれば、その達成感はとてつもないものとなるでしょう!
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本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。