気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Vanimals開発、PC向けに10月19日に早期アクセスが開始されたゾンビサバイバルアクション『UNDYING』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、ゾンビに噛まれて感染した母親アンリンを操作し、幼い息子であるコーディを守りながら、残された時間で彼に生き残るための術を教えていくサバイバルアクション。ゾンビの襲撃はもちろん、アンリンのゾンビ化の進行を遅らせることをはじめ、空腹や喉の乾きといった脅威にも注意が必要です。息子のコーディは、戦闘だけでなく料理やクラフトなど、母親のとった行動をもとに学習し、スキルを習得していきます。
日本語には対応していますが、現時点では大部分が機械翻訳ということで、もし日本語訳を手伝ってくれる人がいればDiscordサーバーに参加してほしいとのことです。
『UNDYING』は、2,050円で早期アクセス配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
Jin本作のクリエイティブディレクターのJinです!本作の開発においては、ストーリー、キャラクターデザイン、音楽、ゲームプレイの監督をしています。
好きなゲームを一つだけ選ぶと言うのは難しいので、いくつかピックアップさせてください。『ソニックアドベンチャー2』『モンスターハンター4G』、最近のものですと『ファイアーエムブレム 風花雪月』がお気に入りです。
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Jinひとつ前のプロジェクトが終わり、私たちはよりストーリーに重点を置き、感情が揺り動かされるゲームを作りたいと思ったのがきっかけです。
――本作の特徴を教えてください。
Jin本作が特徴的な点は、サバイバルゲームではあるものの、プレイヤーは自分のキャラクターがいずれ死ぬと言うことがわかっている点です。そのため、プレイヤーは自分のために生きるのではなく、自分の息子のために生きるのです。
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――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?
Jinもしサバイバルゲームやゾンビゲームに興味がありましたら、本作も楽しんでいただけるでしょう。しかし本作には様々な難易度が用意されていますので、ゲームの上手い下手に関わらず、誰にでも手に取っていただき、楽しんでいただけると思います。
――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?
Jin本作は常に進化し続けていますので、正確な期間はお伝えできません。しかし来年中には早期アクセスを終わらせる予定ではいます。
――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。
Jin素晴らしいです!実際にプレイヤーの方々に私たちのゲームを楽しんでいただいている姿が見られるのは、とても気持ちの良いものです。かなり限られた部分しか遊べない体験版もありましたが、早期アクセスではもっともっと多くのコンテンツを遊ぶことができます。また、本作のコミュニティが次第に大きくなっていくのを実際に見たり、本作について話している人たちの声を聞いたりできるのも素晴らしいですね。私たちにエナジーブーストをくれているような気分です!
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Jinたくさんのゾンビものから影響を受けています。しかし特に大きな影響を受けたのは「ウォーキング・デッド」(コミックとドラマ)、そしてNetflix映画の「カーゴ」ですね。
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Jinはい、ありました。私たちのチームは中国を拠点としているのですが、私はオーストラリア人です。パンデミックが始まった頃、私はオーストラリアにおり、渡航制限のせいでいまだに戻れないでいるのです。近いうちに解決すればいいのですが。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Jinもちろんです!ぜひやっていただきたいです!そしてその際には私たちにご一報頂ければ、私たちからも宣伝させていただきます。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Jin本作において、すでに日本の方々からいただいているサポートの量には圧倒されています。そしてもっと多くの日本人の方々に、本作を楽しんでいただけるのが待ち遠しいです!
――ありがとうございました。
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本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。