気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、18Light GameとFunZone Games開発、PC向けに11月19日にリリースされた海中メトロイドヴァニア『棄海:プランティーズアドベンチャー』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、海底都市探索型のメトロイドヴァニア。プレイヤーは、海底ガーディアン「プランティー」として、相棒のメカジキ「ブラント」と共に変種ゴミモンスターと戦います。海中が舞台というだけでなく、ジャベリン型メカジキをコントロールして戦う「海中ジャベリン攻撃システム」や、ダークな世界観などが特徴。日本語にも対応済みです。
『棄海:プランティーズアドベンチャー』は、1,840円で配信中。
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(日本語で回答いただきましたので、最低限の編集で掲載させていただきます)
――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
Seanこんにちは、18Light GameのSeanと申します。本作のプロデューサーとステージデザインを担当させて頂いております。マイブームのゲームは『Hollow Knight』です。
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Sean以前SNSで、ストローがウミガメに刺さっている動画を見て、強烈な衝撃を受けました。その一方で、「海洋廃棄物と魚類を合体させれば、滑稽で不気味なモンスターを生み出せるんじゃないか?」みたいなことを考え始め、このような海中メトロイドヴァニアを作りました。
――本作の特徴を教えてください。
Sean2人のキャラクターによる「二位一体」操作を採用しました。主人公を移動させながら武器役の相棒に攻撃を指示し、物語が進むにつれて3つの攻撃方法が習得できます。いろんな変化スキルを応用でき、戦闘中や探索にはとても有利になると思います。
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――本作はどんな人に遊んでもらいたいですか?
Seanメトロイドヴァニアが好き、もしくは興味を持っていらっしゃる方々に遊んでいただきたいです。本作は「新兵」「軍曹」「ガーディアン」の3つの難易度に分けられており、どれでも深海城「ロイラ」での探索を楽しめることを目指しました。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Sean最も影響を受けた作品は『Aquaria』です。デザインが美しくて、ストーリーも素晴らしく、とても素敵な海中冒険メトロイドヴァニア作品でした。
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Sean一時的にリモートワークに移行していましたが、台湾ではかなり新型コロナが落ち着いていて、あまり影響は受けませんでした。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Seanゲーム実況、配信、収益化が可能です。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Sean本作では、多様で豊富なモンスターに出会え、特殊な戦闘方法を体験できるだけではなく、ダークな世界を探索できるということにも価値があると思います。ぜひとも、海中メトロイドヴァニアである本作を楽しんで頂ければ幸いです。
――ありがとうございました。
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本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。