気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Goody Gameworks開発、PC向けに11月13日に正式リリースされた怪獣2Dアクション『Gigapocalypse』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、巨大怪獣になって街を破壊する2Dアクションゲーム。様々なタイプの怪獣“ギガ”を操作し、行く手を阻む物すべてを瓦礫の山に変えていきます。ボスを倒して手に入る突然変異ポイントでギガを進化させたり、たまごっち風のミニゲームでギガを成長させることも可能。日本語にも対応済みです。
『Gigapocalypse』は、1,010円で配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
Goodyよろしくお願いします。私の名前はBagusですが、Goodyと呼んでください。90年代の子供は、ゲームからはとても大きなインスピレーションを受けました。私はFlash時代からゲームを作っており、今後もゲームを作り続けていきたいと思っています。
一番好きなゲームを選ぶというのは本当に難しいのですが、この質問を受けるたびにまず頭に思い浮かぶのは、『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』ですね!
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Goody誰でも悪の巨大モンスターは大好きだと思います。日曜の朝に見る映画としては最高ですよね。中学生の頃、私はダンボールを切ってはそれを建物のような形にし、窓やドアの絵を描いて街を作っていました。私は上から街を眺めることで、巨大モンスターの気分を味わうことができたのです。
この思い出が、怪獣ゲーム…特にドット絵の怪獣ゲームがあまりないことを気づかせてくれました。そして、すべての怪獣ファンのために自分で作ろうと決意したのです!
――本作の特徴を教えてください。
Goody本作では、プレイヤーが“ギガ”という名前のパワフルな怪獣になることができます。9種類のギガがいて、プレイヤーはその異なるプレイスタイルの中から1つを選ぶことになります。
プレイヤーは、ギガと共に6つのカラフルで細部まで描き込まれたステージを進んでいきます。西部開拓時代から恐竜時代、そして空飛ぶ街まで登場しますよ!本作のシステムはシンプルながらも奥深さがあり、プレイヤーは見えるものすべてを破壊することとなりますが、タイミングも重要になってきます。ステージの最後では怪獣と同じぐらい大きなものが登場し、様々なプレイスタイルでプレイヤーに挑んできますが、驚かないでください。
今こそ、夢見ていたあの悪の巨大怪獣になる時なのです!
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――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?
Goody怪獣ゲームをプレイしてみたいすべての人に遊んでいただきたいです。モンスターをやっつける勇者になるのではなく、私たちが悪の巨大モンスターとなり、あらゆるものを踏み潰し、破壊し、炎で飲み込んでしまうのです!本作はまた、シンプルながらも派手に破壊できるゲームが好きな人にも遊んでいただきたいですし、より難しいのに挑みたい人にもしっかりとチャレンジが用意されていますよ。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Goodyあります!90年代の子供でしたので、UFO、陰謀、恐竜、ホラー映画と言った、その時代のあらゆるポップカルチャーから影響を受けています。具体的にいうと、「ゴジラ」『Rampage』「パワーレンジャー」「X-ファイル」「ジュラシック・パーク」、これらすべてが多大なインスピレーションを与えてくれました!
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Goodyそれほどありませんでした。私は1人で開発をしていますので、作業のスケジュールも融通が効くのです。皆さんもご健康でいられますよう願っております!
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Goodyぜひやってください。とても光栄です!もし可能であれば、SNSやDiscordでそのことをお知らせください。ぜひ見させていただきたいですし、こちらでもシェアさせていただきます!
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Goodyこんにちは!よろしくお願いします!このインタビューの機会がいただけましたことに感謝いたします。皆さんも怪獣が大好きだと嬉しいです。本作は私が情熱をかけたプロジェクトです。怪獣を見て育ったことは、本作を作る上で大変力になりました。
そして、日本こそが怪獣のホームだと思っていますので、本作は日本語にも対応しています。日本こそ、私たちすべてのあの素晴らしい子供の頃の思い出が生まれた場所なのです。
本作を楽しんでいただけると嬉しいです。ありがとうございました!
――ありがとうございました。
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本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。