気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Laki Studios開発、PC/Mac/Linux向けに5月3日に早期アクセスが開始されたターン制ローグライク『Oaken』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、神秘の地を舞台にしたターン制ローグライクゲーム。Great Oakを探検し、仲間と魔力を集め、戦略的な位置取りを学んで地の利を得て、自分のカードをアップグレードしていきます。ケルト風の雰囲気も特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。
『Oaken』は、1,840円で早期アクセス配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
Andyこんにちは、Laki Studiosを設立したAndyです。一番好きなゲームは『ファイナルファンタジーIX』ですね。子供の頃にものすごい衝撃を受けました。
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Andy私は友達と一緒に遊ぶ本物のボードゲームと同じぐらい楽しい、ターン制ゲームを作りたいとずっと以前から思っていました。そして私たちの芸術的イマジネーションを解き放ったフィギュアが登場し、素晴らしい世界観のものにしたいと思ったのです。
――本作の特徴を教えてください。
AndyLadyは不思議で驚くようなヒーローになっていると思います!彼女の何事も気に留めない性格は、あなたを1度や2度、笑顔にさせることでしょう。ゲームプレイ面では、ローテーションシステム、相手を出し抜く戦法や位置取りが特徴となっています。
――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?
Andyローグライトマニア、カードゲームプレイヤー、リスクが大好きな人、そしてもっとカジュアルなボードゲームが好きな人に遊んでいただきたいです。より大きなチャレンジやよりカジュアルな体験ができるモードも用意されていますよ。
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――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?
Andy6~7ヶ月です。新しい派閥、新しいヒーロー、新しいスペル、新しいユニット、新しいワールド…たくさん追加予定です!
――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。
Andyフィードバックはとても嬉しいですし、やって良かったと思っています。様々なプレイヤーを対象にゲームのテストをするのは良いことですし、どんなことが皆さんにとって楽しいのかよくわかり、助かっています。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Andyインスピレーションの一つは間違いなくスタジオジブリですね。しかしそれだけでなく、私たちはケルト文化や神話の要素も入れています。本作はよく『オリとくらやみの森』と比較されるのですが、おそらく色合いと「不思議な森」をテーマにしているからでしょう(『オリとくらやみの森』と比較されるのは嬉しいです)。ブライアン・フラウドの描いたスケッチも「森の精霊」のインスピレーションになりましたし、他にも多くのコミックアーティストから影響を受けています。
――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?
Andyはい、ぜひこちらまでメールでご連絡ください!
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Andyそれほどありませんでした。私たちは全員リモートで作業をしています。実は新型コロナ以前に、ポーランドのどこかにオフィスを開こうかと計画していたのですが、それも不可能になってしまいました。リモートワーク中の会社のマネジメントについては、特に不満はありません。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Andy大丈夫です。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Andy皆さんがLadyとOakの精霊たちと楽しい時間を過ごしていただけると嬉しいです。もし開発の最新情報を知りたかったら、私たちのDiscordにもご参加ください。コンセプトアートを見ることもできますし、フィードバックも受け付けています!どんな意見やアイデアも本作を最高の作品にする手助けとなるのです。
――ありがとうございました。
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本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。