本作は、本シリーズにおける自然で確かな進化であり、ライザとその仲間たちの旅を素晴らしい形で終わらせるものだ。快適で楽しいRPGであると同時に、3部作の完結を待ち望んでいた長年のシリーズファンにとっては、シリーズの特徴を保ちつつも親しみやすいものとなっている。
●Wccftech: 95/100(PC)●Noisy Pixel: 90/100(PS5)
本作はシリーズ最高傑作だ。すべてのシステムが強化&完成され、「鍵」の要素も物語の核となる部分に巧みに溶け込んでいる。時折、世界が実際よりも大きく感じられ、ストーリーのテンポが悪くなったり、もっとスポットライトを浴びてもいいキャラクターが何人か出てきたりもするが、このゲーム体験がどれほど忘れがたいものか、いくら強調してもし足りない。これでお別れなのは悲しいが、ガストはライザに相応しいフィナーレを用意してくれた。
●Nintenderos: 90/100(スイッチ)●IGN Italia: 83/100(PS5)
●Hey Poor Player: 80/100(PS5)
本作は、シリーズ過去作から改良された点や無限にカスタマイズできるシステムなど、ライザの物語を完結させるにふさわしい作品となっている。
●God is a Geek: 80/100(スイッチ)●The Games Machine: 80/100(PC)
本作では、戦闘システムを最適化し、すでに優れていたゲーム性を強化し、コンテンツ、マップ、プレイ時間の面を拡張することで、本シリーズの素晴らしいクオリティをしっかりと保っている。多少のグラフィック的なジョークも、冒険、軽快さ、リラックス感を強みとしている本作において、評価を傷つけるものにはならないだろう。
●Push Square: 70/100(PS5)●COGconnected: 70/100(スイッチ)
本作は愛情がたっぷり注がれた魅力的なゲームだと思う。一度流れに乗ると、他ではなかなか味わえないユニークな体験をさせてくれた。しかし、『アトリエ』シリーズのファンでない人には、あまりオススメできない。少なくとも、みんなが錬金のスプレッドシートをネットにアップするようになるまではね。

PS5/PS4/スイッチ/PCを対象に3月23日発売の『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、PS5版が83点(総レビュー数16件)、スイッチ版が84点(総レビュー数10件)、PC版が88点(総レビュー数5件)をマークしています。(PS4版はレビュー不足により判定不可)
『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』は、『アトリエ』シリーズの最新作で、『ライザ』シリーズの3作目となる錬金術RPG。前作から約1年後の物語となっており、複数のマップをシームレスにつないだ広大なフィールドを舞台に、シリーズ最大級のパーティーメンバー11人での冒険が描かれます。メディアレビューでは、「快適で楽しいRPG」「すべてのシステムが強化&完成」など、シリーズの中でもその遊びやすさが高評価につながっているようです。


『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』は、PS5/PS4/スイッチ/PCを対象に発売中です。