
先日開催されたショーケースイベント「Future Games Show」および「WholesomeDirect」にて、鉄道構築シム『Station to Station』の新たなゲームプレイトレーラーが公開されました。
ジオラマのような小さな世界と魅力あふれるボクセルアートを特徴としており、トレイラーの視聴者からは「かわいい!」「こういうの好き」などの声も多くあがっています。いったいどういうゲームなのか、さっそく見ていきましょう!
『Station to Station』とは?
本作は、Galaxy Groveが現在開発中の鉄道構築シミュレーションです。小さな箱庭をボクセルアートで描いており、そんな世界に駅や線路を自由に設置していきます。
2023年6月8日には本作のデモ版の配信が開始。約30分から1時間程度で3つのレベルが体験できます。本稿ではその内容と魅力のポイントをお届けします!
眺めているだけで癒される…ボクセルだけど美しいグラフィック!
本作で、プレイヤーが鉄道を構築する小さな世界は、すべてが四角で構成されたボクセルアートとして形作られています。

線路やその上を走る機関車はもちろん、地面や木、建物、動物に至るまで小さな四角でできています。
単純なグラフィックではありますが、画面効果が充実しており、ボクセルで構築された世界ですが美しさが感じられます。

グラフィック設定では被写界深度や影のクオリティ、アンチエイリアスなどを細かく弄ることもできます。

灰みがかった世界に彩りを!鉄道が開通するほど豊かになる世界
プレイヤーがデモ版で鉄道を構築することになる舞台は、数件の建物しかない田舎町。まずは風車と麦農場の間に線路を敷設しますが、そのためには駅も必要になります。
ゲーム内容はただ線路を敷き、物流を開通させるだけのシンプルな内容です。しかし、そこには奥深さもあります。建物に駅を設置し、線路を敷くにはお金が必要。レベルクリアには規定の数の建造物が求められますが、そのためには所持金の中で建造費をやりくりしなければならないのです。

また、各レベルにはチャレンジミッションに挑戦することもでき、ただ線路を敷くだけでなく、パズルゲームのような楽しさがあります。

物流開通後には灰みがかった世界に草木が生え、動物たちが走り回り、田舎町に活気が生まれます。さらに、機関車がゆっくりと走る姿や加工場が稼働している様子なども実際に見て取れます。なお、ゲームに登場する機関車は実在のモデルを使用しており、本編ではさらに多くのモデルが登場するとのことです。


今回、デモ版の舞台となった田舎町以外にも製品版では複数のバイオームが用意されているようです。未開の山々、乾燥した砂漠地帯など、それぞれのバイオームには特有のメカニズムも備えているとのことです。


『Station to Station』はシンプルながらハイスコア獲得などを目指す遊びごたえもある作品でした。さらに美しい風景を眺めながらのプレイは心を穏やかにし、リラックスしながら遊べます。
願わくば、お金を気にせずに好きなだけ建設できるモードなどがあれば、無心で遊べそうなので嬉しいところ。機関車の運転手視点で開通した線路を走れたらさらに良さそうです。
今回のデモ版では3つのレベルで遊べますが、レベル2と3ではチャレンジに挑戦できます。さらにレベル3では特殊なチャレンジも用意されており、それを達成したプレイヤーは、本作の公式Discordで特別なロールが与えられるとのことです。興味がある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
スパくんのひとこと
疲れた時や嫌なことがあった時に遊びたいゲームスパね!
タイトル:Station to Station
対応機種:PC(Steam)
発売日:2023年
著者プレイ時間:40分
価格:未定
日本語:あり(体験版はなし)
※製品情報は記事執筆時点のもの