日本時間2023年6月30日から7月14日午前2時まで開催中の夏の大型イベント「Steamサマーセール 2023」。本イベントではさまざまなゲームがセール価格にて販売されています。
セール期間はいよいよ後半。欲しい作品や定番タイトルなど、すでに購入した方も多いのではないでしょうか。しかし、本当に買い忘れはありませんか?見逃している作品やまだ知らない隠れた名作も中にはあるかもしれません。
そこで本稿では、今年上半期に「採れたて!本日のSteam注目ゲーム」で紹介したゲームから印象に残ったタイトルかつセール対象のゲームを独断と偏見でお届けします!気になった作品があったらぜひストアページをチェックしてみてください!
Barotrauma
『Rimworld』『FTL: Faster Than Light』『Dwarf Fortress』などから影響を受けた潜水艦ホラー『Barotrauma』を知っていますか?本作は2019年6月に早期アクセスを開始、2023年3月に正式リリースしたCo-op対応潜水艦ホラーゲームです。
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最大16人までのマルチプレイに対応しており、プレイヤーは木星の月に避難した人類の一員となり、潜水艦内での生活を余儀なくされています。ゲーム内にはミッションへのチャレンジやモンスターとの戦闘、機械の操作など様々な要素がありますが、同時に様々な死因も用意されています。また、仲間のクルーと協力する時もあれば、裏切り者が出ることもあり、いつどこでも死が待ち受けています。気になる方はこちらのプレイポートも併せてご覧ください。
My Dream Setup(最安値更新)
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本作は、ソファやベッドなどの大型家具から、パソコンとその周辺機器、観葉植物、細かなインテリアまで自由に配置して部屋作りを楽しめるシミュレーションゲームです。家具の配置はグリッドによるものではなく、完全に自由に配置可能。部屋の中の家具の量に制限もないことなどを特徴としています。
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家具の各部位や壁紙はRGBパレットを使ってペイントができるので、同じ家具でも違った雰囲気を生み出すことができます。また、家具だけでなく部屋の間取りや窓・ドアの配置も一から設計が可能。Steamワークショップにも対応しており、ユーザーが作った可愛らしい家具やスタイリッシュな家具まで利用できます。
Patch Quest(最安値更新)
本作は、ローグライク、メトロイドヴァニア、モンスター育成を組み合わせたアクションゲームです。イギリス在住のLemon氏がほとんど1人で開発を担当しており、同氏への開発者インタビューも掲載中です。
舞台になるのはかつて栄えていた島パッチランティス。ある惨事によって世界は幾万ものパッチとなってバラバラになってしまい、探検家ギルドに属する主人公はバラバラになった世界をピンで留め直していきます。島に登場するすべてのモンスターを投げ縄で捕まえられることを特徴としており、捕まえて騎乗するとそのモンスターが持っているユニークなスキルを使用できます。
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ダンジョンは挑むたびに姿を変え、そこで捕えたモンスターをペットとして育成できます。冒険途中で敗北するとベースキャンプに戻されますが、プレイヤーを永続的に強化するアイテムも獲得可能。なお、可愛いデザインとは裏腹にゲーム意外と高難度です。より詳しく知りたい方はこちらのプレイレポートもご覧ください。
Demonologist(最安値更新)
本作は、Unreal Engine 5で描かれる幽霊調査ホラーゲーム。グラフィックが良くなった『Phasmophobia』とも言われており、リアルなグラフィックで見るホラー演出はなかなかの怖さ…。
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すべてのゲームでランラムイベントが発生したり、幽霊に遭遇する機会があり、プレイヤーの話す内容によって反応するエリアなどもあるようです。幽霊調査で稼いだお金を使えばセーフハウスを購入し、自分好みにカスタマイズができます。セーフハウスには他のプレイヤーを招待でき、ショーケースで仕事の成果を披露することも。プレイヤー自身のカスタマイズアイテムも用意されており、さまざまな服装で見た目の変化を楽しめます。
Terra Nil(最安値更新)
『Terra Nil』は「Steam Summer Sale: Official Trailer」の映像内にも登場した"逆都市開発"ストラテジーです。土地を開拓し、さまざまな設備を建設してアップグレードしていく他のタイトルとは異なり、本作では高度な設備の技術を用いて土地を再生させた後は、そこに住まう動植物のためにその土地の設備をリサイクルし、手放すことになります。
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マップは毎回自動で生成され、川や山、海など複雑な自然の地形と生態系をそれぞれ再生させていきます。また、過去には売上のうち8%を南アフリカの自然保団体「Endangered Wildlife Trust」に寄付することも発表していました。プレイレポートはこちらから。
Survival: Fountain of Youth(最安値更新)
本作は、16世紀のカリブ諸島を舞台にしたオープンワールドサバイバルゲームです。本作には攻撃的なゾンビや原住民などは登場しませんが、大自然の驚異がプレイヤーに試練を与えます。動物たちは目が合えば襲いかかり、人が踏み入ることを想定していない大地は進むだけでも一苦労。ランダムな天候変化や強烈な日光も時にプレイヤーに牙をむきます。
実際の歴史に触発されており、不老の泉を探す探検隊の1人として多くの危険が待ち受ける島で生き抜いていきます。ストーリーモードでは、島々を移動して船の乗組員を探したり、滅びた古代文明の残骸を発見したり、見晴らしのいい場所に拠点を建てたりとサバイバル生活を送ります。
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無人島で生き残るには狩猟、資源の収集と管理、シェルターの建設、新しい技術の発見、スキルの開発、病気への抵抗、天候条件への対処、動物との戦闘などさまざまな状況に対応する必要もあります。詳しい内容は開発者へのインタビューやプレイレポートをご覧ください。なお、日本語への対応は2023年6月から7月にかけてのアップデートで導入する予定としています。
Total Conflict: Resistance
本作は、ストラテジー視点と1人称視点を切り替えながら戦うミリタリーFPSです。プレイヤーは最大200人規模の戦争の指揮官として、または1人の兵士として勝利を目指します。
戦闘中にはいつでも戦術モードとFPSモードに切り替えが可能。戦術モードでは分対ごとに進軍の指揮やターゲットを決定し、FPSモードでは1人の兵士として武器を持ち、時に戦闘車両(装甲車、戦車、自走砲、ヘリコプターなど)に搭乗して、戦場を駆けていきます。
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戦闘以外にも、軍隊の創設や国を作ることも。外交では他国と同盟を結んだり、派閥に参加したり、占領するなどもでき、装備を購入し、前哨基地や入植地を建設して派閥を拡大していきます。そのほかにも、兵士の見た目や武器アタッチメントのカスタマイズ、リアルな弾道・貫通力・初速、サウンドエフェクトなどさまざまなこだわり要素が実装されています。