『GTFO』で知られる10 Chambersは、新作強盗FPS『Den of Wolves』を発表しました。本記事では、Unity東京オフィスにて行われた本作および『GTFO』最終章の発表会レポートをお届けします。
『PAYDAY』元クリエイターが贈る!4人協力型新作FPS
本作は、『GTFO』で知られる10 Chambersが贈る新作FPSです。かつて『PAYDAY』シリーズを手掛けたクリエイターが再び「強盗」というテーマの作品に挑むタイトルとなっており、10年以上前から作りたい作品だったそう。プリプロには2年もの期間を費やしており、このゲームのためにスタジオを作ったといっても過言ではないというコメントも飛び出しました。
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ゲームとしては4人協力型のFPSとなっており、プレイヤーは犯罪起業家として数々のミッションをこなします。『PAYDAY』と同様、プレイヤーはアクション(ラウド)とステルス、そしてその中間をいつでも選ぶことができます。プレイヤー同士の絆を深めるゲームデザインになっているといい、「強盗ジャンルの可能性を高める」と述べています。
舞台は、北太平洋の自然保護区「ミッドウェイ」。世界設定の目標として「目的を持ったSF」ということを掲げており、「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」や「ブレードランナー」といったサイバーパンクジャンルに影響を受けていながらも、2097年という現実の延長線上として想像可能なくらいの近未来の年代を設定しています。
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協力型ゲームでシナリオを語るのは難しいとしつつも、示唆に富むシナリオを語りたいとのこと。トレイラーではバイオテロのような描写があったり、ゲーム内に登場する企業として日本人と見られる人物が経営する「黒吹き矢」や、「Oxford Machine Learning」といったメーカーが紹介されました。
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リリース日はまだ未定で、最初はSteam早期アクセスにて配信予定。後に、コンソール版も配信予定だといいます。配信後はDLCで世界を広げていくほか、コスメティックアイテムの課金要素も。一方で、Pay to Winやギャンブル型の課金要素にはならないという点を強調していました。
高難度Co-opシューター『GTFO』はついに完結へ!
『GTFO』はSteam早期アクセスで2019年に配信されたタイトルです。その後2021に正式リリースを迎えましたが、次回の大型コンテンツ追加をもってついに完結を迎えます。配信はすでに開始されています。
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新たに追加されるRUNDOWNの名前は、「DUALITY」。80以上の探検隊が登場予定。これをもって本作の新規コンテンツ追加は一旦完結を迎えるとのことです。なお、コンソール版は明確な予定はないものの、「いいニュースがあるかも」というコメントをいただきました。
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今週末には週末無料プレイも実施予定。「難しそう」と敬遠していた方も多いかもしれませんが、これを機にフレンドと4人チームを組んで挑戦してみてはいかがでしょうか。