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【Game*Spark短歌】TGS2024も終わりゲーム業界に新たな日常…ハードボイルドなゲーミング歌人が一首【なゐすぱ】

ゲーム短歌は、かっこいい。

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【Game*Spark短歌】TGS2024も終わりゲーム業界に新たな日常…ハードボイルドなゲーミング歌人が一首【なゐすぱ】
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ゲーミング歌人の朝は一杯のエナドリから始まる。煎れたてのエナドリを手に窓辺に座って海を眺めていると、その香りに誘われるようにふと一首浮かんでくるのだ。彼は膝に座るスパくんを撫でながら、朝靄にむかって呟く――さて今週も「Game*Spark短歌」のお時間がやってまいりました。

本コーナー「Game*Spark短歌」では毎週日曜日に“教養コンテンツ”としてゲーミングトピックを短歌にしてゲーミング歌人がお届け。ゲーム業界のすべてがわかる、なゐすぱな短歌を目標にお届けしていきます。今回はなんだかめっちゃカッコいい素材を撮影してもらえたので、ゲーミング歌人が考えるせいいっぱいのカッコよさでお届けします。

東京は欲の街。江戸から連なる文化の香りが漂いながらも、常にナイフの切っ先のような“危うさ”を秘めています。ゲーミング歌人は東京にやってきて一か月もたたないうちに、某池袋駅構内で発生した喧嘩の仲裁をする羽目になり“都会の危うさ”を感じたとのこと。しかもその後自室に“ラップ現象”が発生し、霊感持ちの友人に「喧嘩してた奴の生き霊がついている」と言われる始末……東京はデンジャラスシティだぜ!

さて、そんな東京にGame NewsのBIG Waveが到着しました。今週は、9月末に行われた“東京ゲームショウ2024”の話題でもちきりですね。年に一度のゲームの祭典から一週間たっても熱冷めやらぬ火照った身体を持て余す歌人……。

TOKYOが世界の中心 たりえる日
ゲームに国の 境をなくして


あの期間、間違いなく全世界のゲーム業界で一番熱い場所となる東京ゲームショウ2024。来場者もゲーム関係者もみんなお疲れさまでした。あらためて、新着ニュースの量が凄まじいですね! 話題作の新情報から、未来の新たな人気ゲームまでもずらりと千葉に並ぶTGS。幕張メッセは千葉です。そういう細かいところに永遠(とわ)に囚われ続けるゲーミング歌人……。海外から来たゲーム開発者とかは「Chiba!?場所あってる!?」と驚いてるんじゃないでしょうか。しかしゲームは国境を越えます。県境も越えるということで納得しましょうか。

さて、今回は過去最大の来場者数となったようですね。全てのブースを回るにはどうしても時間が足りないTGS2024とあって、ぜひ読者の皆様にも“個人的に良かったブースorゲーム”を挙げてもらいたいところです。

Oh…Gaming Kajin、So Cool……。


はい。というわけで10月8日午前3時までSteamにて「ターン制RPGフェス」が開催中なので、まだ欲しいゲームを買っていない方はお急ぎください!

かたわらに 常に在るもの 忘れまじ
懐かしを遊ぶ 肌寒き日々


ターン制RPGといえばRPGの定番。古くから連なるジャンルとあって「時代遅れだよ」と言われることもあったのですが、ゲーミング歌人としては、決して古くはならないゲームジャンルだという感想です。というか「ジャンル分け」において“新しく生まれたジャンル”はあれど“古いジャンル”というのはあまり無いのではないでしょうか? 新作ゲームは常に新しい要素を加えますし、“昔のままを維持する”モノでも、斬新なゲームシステムと見比べて「あえて懐かしいものを選択した結果」なのです。

そもそも、ゲーマーの年代というのも興味がわく。たとえばターン制RPGが豊富な時代に生まれ育った人間と、アクション全盛の時代で育った人間では「斬新さ」において感じる点も違うでしょう。ゲーマーは、自らのゲーム史を持つがゆえにある程度主観を意識しなければなりません。もしかしたら「本当に古いもの」というのは、忘れ去られたもののことを指すのかもしれませんね。


まぁそれはそれとして、Steamセールはウィッシュリストからゲームを出す絶好のチャンス! 欲しいゲームは忘れる前に遊びましょう。いつ買うの? 今でしょ!


ゲーミング歌人がこの一週間で話題になったトピックで一首詠む“短歌企画”は連載企画ですが、来週は東京ゲームショウ取材記事強化期間ということでお休みです。読者の皆様もぜひコメント欄にて今週のゲームトピックに関する想い、なんかカッコいいことなどを短歌あるいはコメントとしてしたため、ぶつけてください!カッコいいのあったらパク…参考にさせていただきます。


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《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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