当初は一般公開日も参加を予定していたのですが、体力が残っているうちに、一日早く切り上げて帰ることにしました。早く家に帰ってレポート記事も書かないといけないし……。そう、ライターにとってはお家に帰ってからが東京ゲームショウ本番だったのだ……！
◆サイバーパンクな世界で社会的殺人事件の謎を追うADV『There is NO PLAN B』
最初に紹介するのは、SUPERWAVE STUDIOが贈るPC向けタイトル『There is NO PLAN B』！本作は、2070年のサイバーパンク世界で、近未来ガジェットを駆使して自宅に居ながら事件解決を目指すナラティブ・アドベンチャーゲームだ。
アンドロイドの存在や体の一部の機械化が当たり前になった近未来、探偵“B”のもとに殺人事件についての依頼が舞い込んできた。
殺人事件の現場写真を確認すると……って、全裸のおじさんしか写ってないんだけど！？詳しく話を聞くと、殺人事件の被害者であるスタウト氏は、道端で突然衣服を脱ぎだし、全裸になった末に動かなくなってしまったらしい。つまり、本当の殺人事件ではなく、全裸でのモロ出しによる社会的殺人事件というわけだ。
サイバーパンク世界においても、公共の場での許可なきモロ出しは犯罪行為だろうけど、この事件には何か裏がありそうだ。さっそく調査開始だ！
といっても、現場に向かう必要はなく、事件当時に撮影された写真やSNSなどから得た情報や証言をもとに推理していくのだ。
サイバーパンクなガジェットを駆使し、事件現場を別角度から観察してみると、新たな証拠が浮かび上がってきた。どうやらスタウト氏は何らかの外的要因により、突然服を脱ぎだしてフリーズしてしまったようだ。それにしても酷い現場写真だな。
集めた証拠から犯人を特定し、いよいよ直接対決だ。犯人の主張を論破していけ！
事件は解決しても、人々の記憶からスタウト氏の全裸姿の記憶は消えないんだろうな。これが悲しき社会的殺人事件……！
『There is NO PLAN B』はPC（Steam）向けに2025年に発売予定！
◆色んなブースで記念撮影！
次はゲームではなく、会場でひときわ目を引いた展示物やブースをご紹介しよう。
まずはカイロソフトのブースだ。カイロソフトが東京ゲームショウへ出展するのは実に6年ぶり！話題の『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』の展示や、カイロソフトに縁のあるクリエイターや企業による展示コーナーなど、見ごたえはバッチリだ！
カイロソフトのグッズを身に着けている者だけが入れる「ひみつの部屋」もあり、そこではお宝がゲット出来たぞ！
着ぐるみのカイロくんは大人気で、カイロソフトファンたちがこぞってその勇姿を撮影していた。ちなみに僕が撮った写真はピンボケしていて、唯一まともに撮れた写真は、カイロくんが控室に帰っていく姿だけだった。これはこれでレア！
ASUS JAPANのブースでは、今年発売された最新ポータブルゲーミングPC「ROG Ally X」の試遊が出来たぞ。
2023年に発売された「ROG Ally」から、メモリやストレージの増量、バッテリーも2倍近く長持ちするなどパワフルに進化している。また、Type-C端子が2つに増えたことによって、モニターに出力しながら充電が可能になった。携帯機として手軽に、据え置き機としてどっしり腰を据えて遊べるようになったのは嬉しいね。
実はこの数日前から「ROG Ally X」の購入を検討していて、TGSで実際に触ってみて決めようと思っていたんだけど……TGSの前日に貯金が100万円近く吹っ飛ぶというトラブルに見舞われたため、購入計画はおじゃんになったのだった。厄年って本当にあるんだなあ。新規のお仕事お待ちしております……！
気を取り直して、次はスクウェア・エニックスのブースに展示されていたロトの装備一式をパシャリと撮影！鮮やかなブルーが格好良いね！
『8番出口』のあのおじさんだ！異変はどこだ！？
『DEAD RISING DELUXE REMASTER』のブースではコスプレお姉さんと一緒に写真撮影が出来たぞ。僕の場合は、あとから自分で自分を描き足すのでお姉さんをソロで撮影させていただいた。自分が写らなくても記念写真になるので便利だな！
5回に渡ってお届けした本レポートも今回でラストとなります！東京ゲームショウが終わって一ヶ月が経ち、ようやく最終回を迎えられました。気になるタイトルは見つかりましたでしょうか。
TGS絵日記が終わって間もありませんが、実はまたイベント絵日記が始まります。神戸で行われた「神戸ゲームラビリンス」の様子をお届けする予定です。お楽しみに！
