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文化勝利に挑む『シヴィライゼーション VI 文明の興亡』プレイレポ!キモの新要素は「軍事同盟」

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI(Sid Meier's Civilization VI)』拡張パック「文明の興亡(Rise and Fall)」じっくり遊べるフルバージョンのプレイレポートをお届け!

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2月8日より発売中の『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI(Sid Meier's Civilization VI)』の拡張パック「文明の興亡(Rise and Fall)」。前回の記事では150ターン遊べるプレビュー版をご紹介させていただきましたが、本稿では最長500ターンにわたってじっくりと遊べるフルバージョンのプレイレポートをお届けします。なお、今回ご紹介するスクリーンショットはグラフィックス設定「メモリ最適化」で撮影したものとなっています。


今回は新文明の指導者の中から、オランダのウィルヘルミナ女王をチョイス。交易路が文化力を生み出したり、川沿いにある劇場広場に隣接ボーナスがついたりするので、文化力を伸ばしていく戦法が強そうですし、文化勝利を狙いやすい感じがしますね。僕は無印版では文化勝利を達成したことがなかったので、今回のプレイでは意識的に狙ってみることにします。


ゲーム開始地点は川が多く、このあたりから川を辿って沿岸方向に文明を発展させていくのが良さそうですね。ということで首都アムステルダムをここに建てます。将来的に川沿いボーナスの恩恵を受けれそうですよね。幸先の良いスタートを切りました!


川沿いに北上していくと海を発見。高級資源の塩なども見つかりました。オランダの固有施設である「ポルダー」を建設できるので是非沿岸部にも都市を作りたいです。「ポルダー」はまとめて建設すればするほどボーナスが大きくなっていくような性質のものみたいですから、「ポルダー」を建設しやすいような都市場所選びというのが一つのポイントになりそうです。


そのまましばらくゲームを進めると「文明の興亡」の新システムである総督を選択できるようになりました。総督は都市に配属することができ、レベルに応じて強力な能力を発揮します。総督を都市の数だけ沢山雇うのか、一人の総督のレベルを上げていくのか、などプレイスタイルによっていろいろな戦法を選ぶことができて、非常に悩ましいです。今回は文化勝利を狙うので、梁さんを選びます。


なるべく早いうちに劇場広場が欲しいので社会制度ツリーで一直線に「演劇と詩」を目指しました。おかげで軍備的にはかなり手薄。蛮族などの引きが悪いと即詰みそうですが、幸運なことにプレイしている最中ほぼ蛮族に出会うことはありませんでした。リスキーな戦術なのでまったくおすすめできませんが……!



その後、我らがオランダと同じ大陸に文明を築く「ローマ」「アメリカ」と遭遇。


川沿いかつ沿岸部を望める第三の都市「ユトレヒト」を築き上げたところで太古の時代は終了します。無印版と違い時代の進行速度は全文明で一定で、その期間内に「歴史的瞬間」を達成することで時代スコアが溜めることができ、時代スコアによって次の時代が「黄金時代」になるのか、はたまた「暗黒時代」になってしまうのかが決まります(スクリーンショット右下参照)。


太古の時代ではまったく時代スコアを蓄積することができなかったので、続く古典時代は「暗黒時代」になってしまいました。暗黒時代になってしまうと様々なデメリットを受けることになってしまいます……。幸先が良いと言ったな、あれは嘘だ。


暗黒時代では固有の政策を選択することができます。デメリットもついているので使いどころが難しいですが、うまく使えば逆境を乗り切っていけるかもしれません。今回のプレイでは、開拓者を作れなくなってしまうかわりに、国内の交易路から食料と生産力を生み出すことができる「孤立主義」を選んでみました。都市を新しく作りたくなったら政策を変えればいいだけですしね!


なぜかはわかりませんが数十ターンに一回ローマが褒めてくれました。これはつらい暗黒時代を生き抜くはげみになります。育ってきたオランダの文化が他国にも影響を及ぼし始めたのかもしれませんね!



その後中世では暗黒時代を脱せましたし、続くルネサンス時代ではなんと黄金時代を達成することができました!黄金時代ではボーナスを受けることができますし、画面枠が金色になって気分がいいのでプレイするテンションも上がってきます!最初はどうなることやらと思いましたがこれで一安心ですね。


と、思ったら関係が良好だったはずのローマがいきなり奇襲戦争を仕掛けてきました!歯の浮くようなおべっかを言ってくるなあと思ってはいましたが、腹の中では虎視眈々と侵略の機会を伺っていたんですね。「ブルータス、お前もか」と叫びたくなるようなひどい裏切りです。前述の通り文化勝利を直線で目指しすぎていたため、我が国の軍備は非常に手薄。オランダは交易路で文化ボーナスを得られることもあったので、余っていた大金を掴ませて兵を引き上げてもらうことにしました……。


そうこうしている間にも文化勝利に必要不可欠な傑作をせっせと集めていきます。途中で傑作を制作できる「偉人ユニット」が余り、国の中が偉人だらけになってしまいました。


途中、ローマから再度戦争を挑まれたりもしましたが、アメリカと新要素である「軍事同盟」を結ぶことによって見事撃退。これもまた新要素「忠誠度」の下がった都市を奪ってやります。ローマざまあ!


忠誠度の下がっているローマの都市を奪うと「緊急事態」が発令しました。緊急事態では突如課せられる条件を達成するとリワードを受け取ることができます。戦争は勝利目前だったこともあり、極めて容易に緊急事態の要項を満たすことができました!


和平交渉では先程払った大金を返してもらうことにしました。軍備をそれほど増強しなくても、軍事同盟や都市国家を使うことによって戦争に勝利できることが証明されましたよ!綱渡りだったような気もしなくもないですが、まあ結果オーライです!そして……とうとうその瞬間が訪れます。



ムービーが流れ……。


最初の目標通り「文化による勝利」を達成することができましたよ!結局あんまり「ポルダー」を作らなかったですし、反省点もありますが、プレイのたびに「ああすればよかった、こうすればよかった」と悩んで少しずつ改善していくのも『Civ』というゲームの大きな楽しみですよね。次回はもっと高難易度でもっとスマートに文化勝利を目指したいところ。こうやってやめどきが無くなって何回も何回もプレイしてしまうのがこのゲームの恐ろしさです。


と言うことで「文明の興亡」を勝利達成まで通してプレイしてみました。僕としては、新要素のおかげで無印よりも多様なプレイングが許容されていると感じました。特に軍事同盟をうまく使って、自国の軍事にあまり力を入れなくてもなんとか勝利できるのは非常に嬉しいところです。

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI 文明の興亡』は通常価格3,500円で、本日よりSteamで発売です!『Civ VI』プレイヤーにとっては必携の拡張と言えるでしょうし、そうでない方も『Civ VI』をこれから始めていく絶好の機会ではないでしょうか!

(先行配信提供先:2K)
《文章書く彦》
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