
2007年より続く長寿FPS『Team Fortress 2』。本作は2010年からアイテムの入った「箱」とそれを開けるための有料の「鍵」、いわゆる「ルートボックス」の仕組みを導入していますが、先日行われたアップデート直後から特定の箱を開けると激レアアイテム(エフェクト付きの装飾品/アンユージュアルアイテム)がほぼ100%の確率で出現するというバグが発生してしまったようです。

これによりユーザーがアイテムを売買できるSteamコミュニティマーケットでは該当する箱の価格が高騰するとともに、一部のアンユージュアルアイテムの価格が暴落するという事態になりました。



Valveはこの事態に対してトレードや箱の開梱、マーケット売買等を一時的に停止した後に、バグによって出現したアンユージュアルアイテムをトレード不可/マーケット売買不可に設定しました。現在はこれらのアイテムをどう処理するか検討しており、続報は週明けに伝えられるとのことです。
Update on the Unusual situation: All Unusuals from the bugged crates have been marked as non-tradable for the time being. We are evaluating what steps to take with these items and will have another update for you after the weekend.
— Team Fortress 2 (@TeamFortress) July 26, 2019
久しぶりのアップデートが来たと思ったらまさかの騒動となってしまった『Team Fortress 2』。ちなみに2013年に公開された公式コミック「Death of a Salesbot」には未来から来たエンジニアが「あの箱を開けるな!」と叫ぶシーンが……。

※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください