
Paradox Interactiveは、巨大ロボ傭兵部隊SRPG『BATTLETECH』の新拡張「Heavy Metal」の詳細を、「PDXCON 2019」にて発表しました。
未来の銀河系で強力な巨大ロボ“バトルメック”を操る“メック戦士”たちの傭兵団を率い、運営していくターン制SRPGである同作。今までで最大の拡張となる「Heavy Metal」では8機の新メックが追加されます。


8機の内7機のラインナップは、45トン中量級「フェニックスホーク」、60トン重量級「ライフルマン」、70トン重量級「アーチャー」、20トン軽量級「フレア」、40トン中量級「アサシン」、40トン中量級「バルカン」、100トン強襲級「アニヒレーター」。


更に拡張に合わせ配信される本体無料アップデートにて、70トン重量級「ウォーハンマー」、75トン重量級「マローダー」も追加。「ライフルマン」や「フェニックスホーク」、「ウォーハンマー」、「マローダー」は、日本のアニメに非常に強い影響を受けた風体をしているだけでなく、かつて日本にて原作ボードゲーム「バトルテック」が展開した際にも(別デザインながら)大きく活躍した機体達ということで、嬉しいファンは多いのではないでしょうか。


拡張ではそれ以外にも、本作完全新メックとして95トン強襲級「ブルシャーク」が登場。この「ブルシャーク」は背中に大型砲“THUMPER CANNON”を備えているのが特徴。いわゆる“マップ兵器”として一定範囲内の敵味方地形すべてに痛打を与えるパワフルな砲撃が可能です。また、今回の拡張・無料アップデートで追加されるメックにはすべて特殊装備が付与されており、「ブルシャーク」の砲もその一つ。

他にユニークな特殊装備としては「フレア」に搭載された“Heavy Coil Beam”が挙げられます。これは、「フレア」が移動することでチャージされ、攻撃力がどんどん高まっていくというもの。最大チャージでは背面から中量級を一撃撃破、正面からでも強襲級に多大な損害を与えられるほどの打撃力がありますが、本体は脆く、移動後射撃もできないため位置取りが重要に。他にも敵に大きな熱も与える“Inferno Missiles”、散弾砲“LB10-X AC”などの新武器も加わっています。

拡張ではメック関連のコンテンツ以外にも新メック「ブルシャーク」にまつわる新たな「Flashpoint」ミニキャンペーンが追加。Xboxにてかつてリリースされた『メックアサルト』などを始め多数の関連ゲームでもその名を見る、原作の有名傭兵団“ウルフ竜騎兵団”が登場し、“ブラックウィドウ”ことナターシャ・ケレンスキーや、“Bounty Hunter”にも会うことができます。
なお、本体無料アップデートでは、機体の他にメックの3Dプレビューモードが追加。所持機体を思う存分眺め回す事が可能となったほか、キャリアーモードでのミッションフィルタリング機能なども実装されます。
『BATTLETECH』はSteam/GOG.comなどにて販売中。拡張「Heavy Metal」及び本体無料アップデートは2019年11月21日に配信予定です。
<取材協力:DMM GAMES、Paradox Interactive>
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