!注意!グロテスクな表現や残酷表現が苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。
今回プレイするのは、FYQD-Studioが贈るPC向けソフト『Bright Memory』。本作は、銃や剣、特殊能力を駆使して敵をスタイリッシュに倒す一人称視点のアクションシューターです。中国のインディーゲームクリエイターであるFYQD氏が、たったひとりで開発したことで注目を浴びていました。
スタイリッシュなアクションといえば『Devil May Cry』シリーズを思い出します。過去に記事でも取り上げた『Devil May Cry 5』には見事にハマっていました。
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でも、僕がスタイリッシュな動きをしようとしたら、タダでは済まないだろうなあ……。
舞台は近未来。特殊能力を駆使して敵を倒せ!
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超自然科学研究機構(SRO)の隊員であるシアは、死者を蘇らせる物質を含んだ宝剣「干将・莫邪」の奪取を目論むテロ組織「SAI」に立ち向かっていた。
開始早々、いきなり銃撃戦だ。
基本的には、従来のFPSのように銃撃戦を繰り広げるのだが、本作では、敵を空中に浮遊させる電磁パルスや斬撃を飛ばす技も繰り出せる。
それぞれの技には、一度に使用出来る時間制限や使用後のクールタイムがあるので使いどころも重要だ。
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斬撃は、一度RBボタン(今回はXbox ワイヤレス コントローラーを使用)を押すとゲージが表示され、ゲージが残っている間はRBボタンを押すだけで何度でも連発出来るぞ。また、十字ボタン上下で別の斬撃技に切り替え可能だ。
電磁パルスに斬撃、これらの能力を組み合わせると、連続攻撃がザクザクと決められる。
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こういう超能力系の技って使ってて気持ち良いよね。大好きだ!
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シアは、転送装置の暴走に巻き込まれて見知らぬ場所に転送させられてしまう。
どうやらここは北極に隠されている浮遊大陸らしい。大自然のど真ん中だ。
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しかも襲ってくる敵は人間ではなく、現地の動物たち!
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ファミコン時代の2D横スクロールアクションでは、鳥や獣といった動物型の敵はトリッキーな動きをすることが多く、子供の頃の僕はその動きについていけず、何度も辛酸をなめさせられた。
このトラウマのせいで、今でも動物型の敵に苦手意識があるのだ……。
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そして、ヒレの生えた巨大な虎が出現する。
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角や羽などが生えていたり、通常の動物のサイズを超えたりする場合は、動物型ではなくクリーチャー型と僕は認識するのでトラウマは刺激されないぞ!
ステータス強化&スキルゲットで強くなれ!
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敵を倒して経験値を入手すると、新しい能力が解放可能になる。
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移動速度アップや被ダメージ減少といったステータス強化、電撃や時間停止といったスキルが習得出来るのだ。
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時間停止といえば、バトル漫画では最強格の能力なのだが……全ての時間が止まるわけではなく、狙った敵の時間が停止するだけなのだ。
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電磁パルスも時間停止も効果範囲が限られているので、多くの敵を巻き込んで能力発動するのが攻略のポイント……なのだが、言うは易し。僕のゲームの腕前ではなかなか上手く行かず、すぐ敵に囲まれてしまう。
そんな時に有効な作戦があるのだ。
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前方に敵を確認!
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すかさず距離を取り、後方に下がる!そして……
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物陰の隙間から敵を狙い撃つ!卑怯!
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時折、居酒屋ののれんからひょっこり顔を出すように、敵を良い位置に誘導していく。
有効な戦い方なのだが、スタイリッシュの欠片もないな……。
謎作り職人に思いを馳せる……
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敵との戦いだけではなく、謎解き要素もある。
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目の前にあるのは、コウモリ・山・星座が描かれた壁画と、数字が描かれた回転する床……これらの意味を考えないと仕掛けは解き明かせないのだ!
ただ、序盤に登場する謎解きなだけあって答えは簡単。他のゲームでも思うのだが、大掛かりな仕掛けに対してあっさり解かれすぎやしないかと考えてしまう。
おそらくこういうものは、大人数で作られたと思うし、長い年月を要しただろう。それなのに作った人達はこれで良かったのだろうか?
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架空の謎作り職人さんに思いを馳せる……。
最奥でのボス戦が終わるとそこでゲームクリア。プレイ時間は1時間ほどです。同ジャンルでいうところのチャプター1つ分ほどのボリュームでした。ちなみに、本作を購入していれば、今後発売される『Bright Memory: Infinite』にアップグレード出来ます。つまり本作は、プロローグ版のような立ち位置です。
1周目で獲得したスキルは2周目にも引き継がれるので、これからタイムアタックに挑戦するのも良いかもしれません。
スピード感があるアクションや、スキルを組み合わせた戦い方など、爽快感のあるバトルが楽しめました。ボイスや字幕がしっかり翻訳されていたのも好印象です。
難易度選択が無かったので、アクションゲームとFPSが下手な僕は死にまくりましたが、両ジャンルに慣れている方ならすぐにプレイに慣れ、サクッとクリア出来ると思います。
ただ、狭い場所で戦っている最中、敵の攻撃を動き回って回避していると、オブジェクトに引っかかって身動きが取れなくなることが何度かありました。せっかく爽快感のあるゲームなので勿体なく感じました。
良い点・悪い点含め、今後のアップデートに期待です!
吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。
「吉田輝和の絵日記」で取り上げてほしいゲームタイトルがありましたら、こちらの申込みフォームで教えてください!すべての要望には応えられませんが、それでも出来るかぎり応えていきたいと思います。