ユービーアイソフトが手掛ける5v5タクティカルシューター『レインボーシックス シージ』は、今年で7年目に突入します。その幕開けを飾るシーズン1「DEMON VEIL」では、日本人オペレーターの「AZAMI」と、待望のチームデスマッチなどが追加!
今回は、シーズン1「DEMON VEIL」で追加された要素をおさらいしつつ、AZAMIの基本的な使い方ガイドから、実践的な使い方までご紹介。是非攻略の参考にしてください!
シーズン1「DEMON VEIL」おさらい
「DEMON VEIL」では3人目の日本人オペレーター「AZAMI」が登場。防弾バリアーを作り出す「Kibaバリアー」を所持しています。
白バイ隊員や警視庁から民間のボディガードへ転身、護衛していた八幡政之の死をきっかけに今川由美子(HIBANA)と再会、参加に至るという、独特の出自を持っているのも特徴的。この模様は上記のストーリートレーラーでも描かれており、八幡政之を務める山路和弘さんの声が最高すぎるので必見です。
そして、新たなゲームモードに「チームデスマッチ」が追加。「テーマパーク」・「ヴィラ」・「ファベーラ」が舞台となるこのデスマッチは、どちらかのチームが75キル、または制限時間の5分に達すると終了します。盾を除く攻守全てのオペレーターが使用可能で、ランクマッチ前のウォームアップや、ちょっとだけ撃ち合いを楽しみたいときに最適です。
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また、ゲームデザインの変更点として、攻撃オペレーター再選択(アタッカーリピック)も実装。これは攻撃側が準備フェーズ中にオペレーターやロードアウトを自由に変更できるというもの。クイックマッチ、アンランク、ランクで使用可能です。これにより、攻撃側はドローニングが、防衛側はドローンの破壊や妨害が重要になってきます。
バトルパスが熱い!
本題に入るまえにバトルパスのカッコいいアイテムを紹介!
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今回は日本人オペレーターの登場もあってか、日本らしい装いのヘッドギアやユニフォームが見られます。特にASHの炎龍シリーズはカッコいい...!
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オールラウンドのシーズンスキン「ライフブラッド・フラワー」も、彼岸花をあしらった上品な装い。バトルパスで登場したスキンが再販された例は過去にないので、手に入れるなら今のうちです!
AZAMIはどんなキャラクター?
シーズン1で追加されるオペレーター「AZAMI」は、スピード2・アーマー2の防衛オペレーターです。所持している武器は、KAPKANと同じSMG「9x19VSN」(等倍サイトのみ)、ALIBIやMAESTROと同じフルオートSG「ACS12」(1.5倍サイト or 等倍サイト)、サイドアームには「D-50(デザートイーグル)」。サブガジェットは有刺鉄線・インパクトグレネードから選択可能です。
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「Kibaバリアー」はどんなもの?
AZAMIの持つ「Kibaバリアー」は、リチャージ式で最大5つ所持可能なクナイ型の投擲ガジェット。前述の通り、クナイを刺した場所を中心に、防弾バリアーを作り出します。
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Kibaバリアーの破壊には、3回の近接攻撃か爆発物が有効です。攻撃側は、近づいて近接攻撃をするか、フラググレネードやGonne-6、ブリーチングチャージといった爆発物をはじめ、KALIの低速爆薬ランスやHIBANAのペレットで破壊することが求められます。
なお、防衛側であればインパクトグレネードやC4はもちろん、ARUNIの近接攻撃1発で破壊できます。防衛側が破壊して、敵の意表を突いたピークをすることもできるため、AZAMIのサブガジェットはインパクトグレネードを持つと良いかもしれません。
「Kibaバリアー」はどうやってつけるの?
ここからは実践編。まずはKibaバリアーの詳しい展開について。
Kibaバリアーは「刺した場所から広がる」というのがミソであり、その広がる空間にオブジェクトがあると、展開が阻害されてしまいます。極端な話、窪みに対して刺しても展開しません。またその特性上、刺す場所が違うだけで大きく異なるバリアーが展開されてしまうというわけです。
例えば、以下のひとつの柱につけても、柱のどの側面につけるかによって違うバリアーが展開します。しっかりと狙った場所に展開できるよう、刺す場所を見極めましょう。
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どういう場所につければ良い?
では、どのような場所につければ良いのか。
まずは基本として、「敵の近接攻撃で壊されにくい場所」に展開することがオススメです。近接攻撃で壊れる特性上、攻撃側が無闇に近づける場所へ展開するとあっという間に壊されてしまいます。
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上画像のように、防衛側が一方的に攻撃側を見ることができるポジションが強力。攻撃側はこのエントリールートを諦めるか、爆発物(リソース)を割く必要があります。
加えて、準備フェーズ中に展開しないというのもポイント。アタッカーリピックによって爆発物の多いFLORESなどに切り替え、スポーン地点を変更し、まずは準備フェーズ中に展開されたバリアーを壊すことが考えられるからです。
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射線を切ることも意識しましょう。上画像では、マップ「山荘」で屋上から中間階への射線を切るバリアーを展開しています。バルコニー(いわゆる5枚窓)と戦う際に、ひとつの射線を気にしなくて良いというのが利点。
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上画像では、マップ「クラブハウス」監視室の2枚壁外から、ガレージ2階への射線を切るバリアーを展開。これでハードブリーチされても、ガレージ侵攻をしっかりと戦うことができます(逆に2枚壁からのエントリーをロックできない点は注意)。バリアーにバリアーを重ねることで、より大きな射線を切ることができることも覚えておくと吉。
加えて、THATCHERがBANされているときなど、MAVERRICKで小さな穴を開けてフラググレネードを投げてくるシーンが見られます。これは補強壁裏のシグナルディスラプターやショックワイヤーを破壊するためのものですが、Kibaバリアーでその穴を塞いでしまうのも手。これは別の場所に穴を開けられて結果的に敵のやりたいことは通ってしまうことが多いですが、大きな時間稼ぎにはなりそうです。
そして、最後に「頭一個ポジを作る」という感覚を持つことで、バリアーが大きな効果を発揮します。
※頭一個ポジ=敵側から頭ひとつしか見えない状態で敵の侵攻を見るポジションのこと
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上画像は、マップ「山荘」で読書室の角を守るバリアー。エントリーを極めてタイトな射線でロックすることが可能で、敵が爆発物を持っていない場合は突破することが難しい状況を作り出しています。
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上画像はクイックマッチでしかプールされていないマップ「大統領専用機」のVIPオフィスからエントリーをロックしている図。ピークする部分のみ射線を開けることで、敵からはバリアーを貼っていることを認識できないというのもポイント。ちなみに大統領専用機はスナイパーライフルで抜けてしまう窓ガラスを塞ぐのもオススメです。クイックマッチでしか活用できない技ですが......。
もちろんこれらのバリアーは、設置することで敵におおよその位置を推測される点は注意が必要です。敵のフラググレネードなどが大きな脅威となるため、同じくリチャージ式の投擲物阻害ガジェットを持つWAMAIと組み合わせるのも良いでしょう。
当然ながら、バリアー周辺の空間を攻撃側に明け渡した場合、攻撃側に使われてしまうことも考えられます。明け渡す場合に備えて、予め2回近接攻撃を入れておき、引くときに破壊するということも覚えておくと、役に立つかもしれません。
このように、既存の防衛箇所の固さを上げるだけでなく、新たな防衛箇所も作り上げることができるというのが、Kibaバリアーの最大の長所です。マップを理解すればするほど、その精度と効果は高まります。様々な試行錯誤を繰り返していくと、思わぬ射線が見つかるかもしれません。
イヤー7は革新の年
ここまで述べてきた通り、AZAMIは近年の追加オペレーターの中でもマップを活用した展開が強く求められます。ゲームをよく知ることで効果を発揮する特性は本作と相性がよく、本作らしいオペレーターと言えそうです。
イヤー7ではこの他に、一年を通してゲームの快適性を向上する取り組みも行われます。
まず、「DEMON VEIL」を含む4つのシーズンを通して、各シーズン1人ずつ、新オペレーターが登場します。また、シーズン1の中盤とシーズン3には、久しぶりの完全新マップ、シーズン2ではチームデスマッチ専用マップが予定されています。
この他に、シーズン2では待望のシューティングレンジ(射撃演習場)が実装されるほか、シーズン3ではランクマッチの改修によって、報酬の拡大やMMRシステムの刷新が図られるとのこと。イヤーの終盤にはクロスプレイや、クロスプログレッション(複数プラットフォームでの進行状況の共有機能)の導入も予定されています。
一年を通じて、『レインボーシックス シージ』がより遊びやすいFPSへと進化することはもちろん、新オペレーターや新マップによって、ゲームプレイにも革新が生まれるでしょう。今後の展開にも期待が高まります。
また、3月26日には日本リーグ「Rainbow Six Japan League 2022」が開催。CAGやFAV gamingなど、お馴染みのチームから、昇格戦を勝ち上がったDONUTS USGや、SCARZ(旧:Zepto)など、国内トップチームがぶつかりあいました!
『レインボーシックス シージ』は、PlayStation5、Xbox series X|S、PlayStation4、Xbox One、PC(Ubisoft Connect/Steam)向けに発売中です。
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