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4月23日と24日の2日間、東京・ベルサール秋葉原でインディゲームの展示イベント「TOKYO SANDBOX」が開催。同イベントの開催は新型コロナウイルスの影響もあって2年ぶりで、国内外から50組以上のゲーム開発者が100以上のタイトルを出展されました。
Game*Sparkでは多角的に同イベントを取材、本稿ではMassive Work Studioが送る注目のゲーム『Dolmen』をご紹介します。
全体レポートはこちらから。
国内外のインディゲームが集結する「TOKYO SANDBOX」が2年ぶりに開催!ヒット作から気になる新作まで会場の雰囲気をレポート!Massive Work Studio『Dolmen』
SF×コズミックホラーが織りなす世界観の中で人類の理解を超越した存在に立ち向かう、 超高難度のアクションRPG。プレイヤーは過酷な惑星“レヴィオン・プライム”を探索し、行く手を阻む敵対生物を倒しながら任務を遂行していく。人の持つ恐怖を体現したクリーチャーは強敵ばかり。敵の動きを学習し、育成や装備品のクラフトでキャラクターを強化して、諦めず何度でも挑戦せよ!荒廃した惑星に潜む謎を見つけ出せ。
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本作は敵対生物(クリーチャー)がはびこる「レヴィオン・プライム」に放り出されたプレイヤーが、謎のクリスタル「ドルメン」のサンプルを無事に持ち帰るために探索を繰り広げていきます。襲いかかるおぞましいフォルムのクリーチャーに対し、様々な武器とアクションを使いこなして倒し、生き残って謎を解き明かさなければいけません。
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ゲームスタート時にはアーマーの色や武器をカスタマイズできます。武器は近距離攻撃と遠距離攻撃の2種類があり、これらを巧みに切り替えながらバトルしていきます。さらに、自分が得意とする武器、盾と起動することで武器に属性(火、氷、酸の3種類)を付与するエナジーモードを発動できる「リアクター」も選択します。
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バトルはとにかく難度が高い印象でした。まず、雑魚キャラといえど攻撃力が高く、数発食らうと体力(HP)が0になってしまいます。
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また、最初のマップ「ダンプ」では虫型のクリーチャーが多く襲いかかってきましたが、床だけでなく天井や壁など、至る所から俊敏な動きで襲いかかって来る容赦のなさ。
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それに比べるとプレイヤーのスピードはやや遅めでジャンプもできないため、タイミングを見極めて防御するか、一瞬だけ無敵時間になれる「回避」を駆使酢必要があります。またスタミナゲージもあり、スタミナ切れにも気を配らなければいけません。
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ただ闇雲に武器を振り回していても攻撃が当たらないというよりは、敵の攻撃力が高いので避けきれずに戦闘不能になります。
遠距離攻撃したくても距離を取れない時は、やはり弱攻撃のほうが回避はもちろん、連続ヒットに繋げやすいと感じました。また、クリーチャーごとに属性の弱点があるので、それを見極めてエネジー攻撃をする必要もあります。強力なのですがエナジーゲージの消耗が大きく、しかもエナジーゲージの回復は時間経過なのですが、スローペースなので使い所が肝心になります。
エナジーゲージは属性攻撃付与に使うだけでなく、こちらを消費することでいつでも体力を回復できます。体力・スタミナ・エナジーと、限られたリソースをいかに駆使するかが重要になってきます。
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まさに、知恵を使って何度もトライして達成感を味わうアクションゲーム。『Dolmen』は、2022年5月20日に発売を予定しています。