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Valve Corporationが開発する携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」の日本予約にあわせ、Game*Spark編集部が米ワシントン州ベルビューにあるValve本社を訪れたのは先日のインタビュー記事などでお伝えしたとおり。
この取材ではValve社内のツアーも行われ、Steam DeckやVR機器の開発部署など本来は入れない場所も見学することができました。
そんな中、我々はある数字のことが気がかりでなりませんでした。
PCゲーマーの間では、Valve開発のゲームは、『Half-Life』『Portal』『Left 4 Dead』シリーズなど、あらゆるタイトルが「2」までしか出ておらず、「3」が開発されないことが謎とされてきました。『Dota2』ではアナウンサーの追加DLCで同社代表のゲイブ・ニューウェル氏が「3」を数えられないことを自虐しています。
そこで、編集部はある仮説を立てました。「ゲイブ氏が数えられないということは、Valve社内には「3」という数字が存在しないのではないか」と。
この場所にとって「3」は禁忌の数字なのかもしれない。ということで、せっかく本社取材できるのだから、社内に「3」が本当に存在しないのかその目で確かめることにしました。
そして現地に到着した我々が見たものは......!
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おわかりいただけただろうか......。
まさか、入り口に「3」が!
Valve社の受付ホールは13階にあるので、画像のようにエレベーターの扉に「13」の文字が当然のごとく刻印されていたのです。いやいや、これは「13(Thirteen)」であって「3(Three)」ではない。だから存在できるのかもしれません。
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続いて、インタビュー前に朝食をご馳走になったのですが…...そこに置かれていたのは様々な種類のパン。1個1個がかなり大きいのですが、これでもアメリカでは普通のサイズ。そして、このパンはそれぞれ「3」つずつ用意されていたのです!まさか「3」という数が認識されているのでしょうか。
これについては、Game*Spark編集部は3名招待されていたのでその人数分を用意しただけという可能性がなくはありません。しかし、実は編集部の1名が渡航直前でコロナにかかってしまい泣く泣く訪問を断念。最終的に「2」名になってしまったという出来事がありました。これは「3」にさせない為に何か大きな力が働いたのでしょうか…...?
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さらに探してみると社内には『Portal』ではおなじみ「タレット」の等身大モデルが置かれていました。その内部を見てみると…...弾の絵が描かれており、その数は「3」。どうやらパンだけでなく、絵などでも「3」は存在していて良いとされているようです。
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さらに『Portal』シリーズではおなじみのポータルガン、『Half-Life』シリーズで同じくお馴染みの重力銃の実物大モデルが並んでいる棚を発見。ここも「3」つずつ、棚に収められていました。
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さらに床にも1「3」の文字。会議室にも同様に1「3」の文字。
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しかし、「VALVE INDEX」の試作品を展示している場所には、試作品にナンバー「2」と記載されているものはありましたがナンバー「3」のものは存在していません。やはり「3」は禁忌の数字なのでしょうか…...?
この後もインタビューや社内見学の間に「3」という数字を探しましたが、単独での「3」という数字を見つけることは出来ませんでした。やはり噂は本当で、Valve社では「3」は禁忌の数字、あるいは概念として持っていない説が濃厚なのでは…...と我々は感じざるを得えません。結果として、「3」の謎は闇に包まれたままです。
いずれ「3」という数字が解き放たれ、ゲームのナンバリングとして表示される日が来るのでしょうか。それは未来のゲーマー達だけが知っているのです。