気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Lighthouse Games Studio開発、PC向けに1月27日にリリースされた海中ホラーサバイバル『Death in the Water 2』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、美しい海を探索しながら、恐るべき海の生物たちと戦うホラーサバイバルゲーム。プレイヤーは海洋学者に雇われた海のスペシャリストとして、異常が起きている海域の探索と戦闘を行います。詳しい内容についてはプレイレポをご覧ください。日本語にも対応していますが、開発者によると、現時点では予算の都合で機械翻訳を採用しているため、今後翻訳の質を高めていきたいとのこと。日本語翻訳の改善に協力できる方はメールで連絡して欲しいとのことです。
『Death in the Water 2』は、2,300円で配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
EdwardEdwardです。Lighthouse Games Studioは2人で活動しているスタジオで、私がすべてのプログラミングを担当しています。Neilはすべてのアートを担当しており、もう14年も一緒にゲームを作っています。
私が一番好きなPCゲームは、おそらくオンラインで遊ぶ『Age of Empires II: Definitive Edition』です。
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Edward私たちはこれまでにもいくつか水中を舞台にしたサメゲームを作っているのですが(『Shark Attack Deathmatch 1 & 2』『Death in the Water』)、より規模が大きくてより面白いゲームを作ろうと、数年前に技術テストを始めました。これが上手くいったので、この技術を使用し、本作を作ろうと決めたのです。
本作の出来にはとても満足しています。時間をかけて大きくなっていったプロジェクトでしたし、リリース後のプレイヤーからのフィードバックを受け、これからより大きなものにしていきたいと思っています。
――本作の特徴を教えてください。
Edward水中を舞台にしたゲームはそれほど多くありませんし、リアルな見た目を採用しているものはさらに少なくなります。私たちは生き物の動きや見た目のリアルさ、そして水中の素晴らしい雰囲気で、本作を他のゲームと差別化したいと思いました。
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――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?
Edward海が好きな人もそうですが、海に恐怖心があるものの、その恐怖に立ち向かいたい人でしょう!本作はホラーをテーマとして採用していますので、ホラーというジャンルが好きな人にも楽しんでいただけると思います。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Edwardゲームプレイという点では、『Call of Duty』の「ゾンビ」から影響を受けており、本作はその水中版という感じでしょうか。しかしそのほかに影響を受けたものだと、海と生き物の美しさを描くデイビッド・アッテンボローによるドキュメンタリーで、そのハイクオリティなサウンドと作り込みこそ、私たちが本作で実現しようと試みたものなのです。
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Edwardそれほどありませんでした。コストを減らすため、私たちは以前からずっと自宅で作業をしていたので、大きな影響はなかったのです。私たちが新型コロナにかかってしまっていた期間は開発が進みませんでしたけどね。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Edwardはい、ぜひやっていただきたいです。皆さんの動画を楽しみにしています!
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Edwardすでに日本からはたくさんのサポートとメッセージを受け取っていますので、皆さんに感謝申し上げます。そして私たちが作ったものを楽しんでいただけると嬉しいです。新しい要素や新しい生き物を追加するため、これからも全力で開発を続けていきますので、引き続きサポートをよろしくお願いいたします!
――ありがとうございました。
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本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。