アドレナリン溢れだすような“泥臭い剣戟”がたまらない!オープンワールドアクションADV『紅の砂漠』で4体のボスと連戦してきた【試遊レポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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アドレナリン溢れだすような“泥臭い剣戟”がたまらない!オープンワールドアクションADV『紅の砂漠』で4体のボスと連戦してきた【試遊レポ】

Pearl Abyssがおくる『紅の砂漠』試遊レポをお届けします!

連載・特集 プレイレポート
アドレナリン溢れだすような“泥臭い剣戟”がたまらない!オープンワールドアクションADV『紅の砂漠』で4体のボスと連戦してきた【試遊レポ】
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Pearl Abyssが開発中の『紅の砂漠』のメディア向け試遊会が開催されました。MMORPG『黒い砂漠』を開発・運営しているPearl Abyssですが、本作はシングルプレイのオープンワールドアクションADVとしてリリースされます。今回はそんな本作をプレイしてきた様子をお届けします。

『紅の砂漠』は公式HPに書かれている「血で綴る生存と闘争の記録」の文言がもたらすイメージの通り、神と人が入り混じるような世界にてアドレナリンが溢れる争いに挑んでいく一作です。今回の試遊では、本作の魅力のひとつであるボス戦を体験しました。「エールナンドの殺人鬼リードデビル」「女王石殻ガニ」「山神ホワイトホーン」「亡国の王スタッグロード」戦を通じて感じた『紅の砂漠』のレポをお届けします。

◆アドレナリン溢れる剣戟アクション!高難度アクションが癖になる…

まずはチュートリアルを兼ねた冒頭部分から試遊版はスタート。ストーリーにあわせて矢継ぎ早にアクション指南が行われるため中々覚えづらいところはあるものの、本作はオープンワールドアクションとあって、遊んでいるうちに“戦い方”は体に染みついていきます。

本作では火花飛び散る剣戟はもちろん、獣に体を変化させてのアクションまで存在しています。これだけ書くとド派手なスタイリッシュアクションかと思いますが、用意された派生技の数々が非常に良い意味で“小技”

たとえば光を剣で反射させて敵の目に当てることで行う目くらましから、飛びついてのネックブリーカー・ドロップまで。『紅の砂漠』では大技ではなく、キックや相手を土台にした大ジャンプなどの小技をいかにして駆使するかが重要となってきます。この一見地味で渋い技の数々が(もちろん通じない相手もいれど)ボス戦でも活きてくるのです。

さて、まず挑戦したのは「エールナンドの殺人鬼リードデビル」。素早い動きでこちらを翻弄するボスです。草の高く生い茂った平原でリードデビルを待っていると、風のようなスピードで襲い掛かってきました。めっちゃカッコいい!

リードデビルは居合のように一足で間合いを詰めて連撃を見舞ってくる強敵です。プレイした際には、どこからどう斬撃を見舞ってくるのかが全く読めず大苦戦。大量の回復アイテムを使っての長期戦となりました。

しかし徐々に「リードデビルは素早い分、体勢を崩す技が通じる」と理解してきます。終盤にはリードデビルは分身などを使い始め、さながら忍者のよう。操作に慣れていないのもあり何度も倒されましたが、最後にはなんとか勝ちを拾う事ができました。

次に挑んだ「女王石殻ガニ」はまさにギミック主体のボス! 非常に巨大なボスで、背中に乗って戦うことになります。各ボスにはそれぞれ「弱点となるアクション」が用意されているとのことで、そのアクションを主体に攻めることで倒しやすくなるよう設計されています。女王石殻ガニの攻略方は“ギミック攻略”とわかりやすいですが、遥か上空に吹き飛ばされたりと一筋縄ではいきません。

アクションも難しくはあるものの、ボス戦のキモは「いかにしてボスを攻略していくか」でしょう。しかしオープンワールドを冒険していく中で挑むボスとだけあって、アイテムの種類も豊富です。次に挑んだ「山神ホワイトホーン」では爆発する矢にかなり助けられました。

本作は“アドレナリンがバリバリ放出されるアクション”が特徴です。山神ホワイトホーンは頻繁に突き上げをかましてこちらを吹き飛ばしてくれ、血まみれ雪まみれにしてされました!

最後に挑んだ「亡国の王スタッグロード」では、筆者もプレイスキルが向上していたため(あまり)一瞬でやられるということはありませんでした。

ここまでのプレイで筆者が上達したのは「ジャンプを通じての回避」や「キック」です。これはリードデビル戦や女王石殻ガニ戦でのギミックから学んだことですが、スタッグロードにはあまり通じない。体幹がしっかりしているため、そうそう簡単にはバランスを崩してくれないのです。それどころか隙あらばカウンター的に投げてくる!

『紅の砂漠』で行われるアクションは、決して綺麗で「こう動けばいい」というアクションではありません。後で映像を見返して「こういう風に反撃されていたのか!」と気付くほどに素早いスパンで攻防が繰り広げられます。

もちろん攻略法はありますが、「それだけ繰り返していれば勝てる」というわけではないのです。どう攻撃されたがわからずともこちらからも攻める必要があります。

『紅の砂漠』でボスが繰り出す攻撃のスピードは速く、一瞬のうちに反応しなければなりません。完全回避の難易度はかなり高いといえるでしょう。攻撃力も高いため避けるタイミングを逸すれば連撃の渦で沈んでしまいます。そのかわり、多くのボスが随所で体勢を崩し隙を見せてくれるため、こちらの攻撃チャンスも頻繁に訪れます。

そしてこれがプレイでのボルテージ向上に役立っています。(理想論ですが)常に攻撃でアドバンテージを維持すればすぐに倒せるため、攻め続けて……失敗し、反撃されます。今回は用意された剣での戦いでしたが、弓矢のみならず戦場に散らばっている斧などの他の武器で挑んでも良いかもしれません。


プレイフィールとしては“ゴリゴリの殴り合いをしている感覚”とでも言いましょうか。カットシーンからシームレスに戦闘に繋がるのもテンションを上げてくれますし、数多の派生技から勝利への道が見えてくる感覚などはたまりません。「これをしていれば勝てる」と頭でわかったとしても、リードデビルやスタッグロードなどの強敵にそれを行うのが至難の業なのです。あるいは、最初のチュートリアル以外で筆者が(プレイスキル的に)使えなかった剣での目くらましやネックブリーカーが活路かも。

とにもかくにも「自分が戦闘中に失敗しないと自信を持った攻撃手段」が必然的にメイン戦法になるため、良い意味でプレイテクニックが重視されるアクションで、まさに骨太というに相応しい一作でした!

しかし単純な「理不尽な高難度」というわけではなく、山神ホワイトホーン戦ではかなり筆者が爆発矢の頼りになったということも踏まえて本作は「いかに前準備をして挑むか」ということも重要でしょう。

あらためて、『紅の砂漠』はシングルプレイオープンワールドアクションです。ボスエリアの背景に見える世界は(オープンワールドの端を除いて)旅することができる世界なわけで……ここで潤沢なアイテム、装備を用意してボスに挑むことが出来ればグッとバトルは楽になるはず。

アドレナリンがあふれるような戦いに飢えている方は、『紅の砂漠』をぜひチェックしてみてはどうでしょうか。PC・コンソール(対応機種は本稿執筆時未発表)向けにリリース予定です。

《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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