【Game*Spark短歌】『アサシン クリード シャドウズ』いよいよ発売だね!古来より続くゲーミング短歌の系譜を継ぐ歌人が一首【🪭ないすぱ🪭】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【Game*Spark短歌】『アサシン クリード シャドウズ』いよいよ発売だね!古来より続くゲーミング短歌の系譜を継ぐ歌人が一首【🪭ないすぱ🪭】

歌人は片目隠れぎみなのが好きなのです。

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【Game*Spark短歌】『アサシン クリード シャドウズ』いよいよ発売だね!古来より続くゲーミング短歌の系譜を継ぐ歌人が一首【🪭ないすぱ🪭】
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さて今週も「Game*Spark短歌」のお時間がやってきました。

本コーナー「Game*Spark短歌」では毎週日曜日に“教養コンテンツ”としてゲーミングトピックを短歌にしてゲーミング歌人がお届け。ゲーム業界の全てがわかる、なゐすぱな一首を目標にお届けしていきます。

現世(うつしよ)と 創作の世界を 見比べて
リアルがフィクション 超える日もある


ゲーミング歌人が“らしくなく”興味を抱いているのは「仁徳天皇陵」(大仙古墳・大仙陵古墳)について。ゲーミングトピックを扱う限り避けられなくなってしまった『アサシン クリード シャドウズ』(以下、シャドウズ)です。基本的に思うところはあれども触れていなかったのですが、今週くらいは!

というのも『シャドウズ』で仁徳天皇陵を探索できるのでは……ということで一部で話題になっています。次から次に何かが問題視されているので、また!?と思ってしまいそうですが、ぶっちゃけこれには『アサクリ』シリーズをプレイしたことある人はすこし複雑な気持ちなのではないでしょうか。というのも、『アサクリ』シリーズはそもそも宗教のるつぼイスラエルが舞台だったり、王家の墓たるピラミッドの地下を暴いたり。ファンはさんざん墓荒らししちゃってるのですから……。

エジプトの遺跡からコラボモンスターが出現したときは、歌人は「昔のエジプトさぁ! こういうモンスターいなかったでしょ! もうさァッ!」となりました。

でも、このタイミングで仁徳天皇陵に民間人調査が入ったのって凄まじいタイミングですね! まさに歴史的な事象が起こりました。“天皇の神性”が戦後変遷する中で民間人調査が入るというのは、ある種のターニングポイントでしょう。こちらの現実は日本の在り方に関わることです。「研究できていない領域だよ」というのはもやもやしていたものの、「研究させてあげるよ!」となるともやもやが晴れるわけでもない不思議な気持ちになります。

ところで、ゲーミング歌人は「仁徳天皇陵」を知っているのでしょうか?聞いてみたところ「もちろん知っている。そんなことも知らないのか君たちは!!」との怒声が返ってきました。「南斗の聖帝」「時は世紀末に遡る」とか言い出したので、なんらかの十字陵と勘違いしていることは確実でしょう。


ほんのり片目隠れ。良い。

太腿(ふともも)と 新しい世を 見比べて
片目隠れよ 潮流となれ


『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』も来週発売!これについても歌人は『アサクリシャドウズ』並みに関心を抱いている様子です。

さて、歌人に話を聞いてみると「歌人はユミアがどストライクだから盛り上がってほしい。でもライザにおいては太ももというわかりやすいミームが生まれたけど、ユミアにはそういうミームがまだないのが不安要素。でも片目隠れとか胸部のベルトとか片目隠れとかいろんな点を推せるし、ぜひ盛り上がってほしい。

昨今の太ももブームは落ち着きを見せたことに関しては、増大化に歯止めが利かなくなっていたからこれはいいことだと思う。しかし今のSNSは共通認識がないと盛り上がりづらいという風潮だから、ここは発売後のプレイヤーに期待したいところだね。『アトリエ』シリーズはそもそももっと落ち着いた印象だったけど、いつかのTGSで等身大ライザフィギュアが3体も登場したことは歴史のターニングポイントであり……」とのこと。……あっ、はい。

歌人は熱心な『アトリエ』ファンに怒られそうなことにしか注目していませんでした。真面目に書くと魅力的なキャラクターはゲームプレイのきっかけにもなります。『アトリエ』シリーズは遊んでみれば「この世界……良い……」となるシリーズ。今作も期待大です!


ゲーミング歌人がこの一週間で話題になったトピックで一首詠む“短歌企画”は連載企画ですので、普通に来週も開催されちゃいます。

公開するもしないも歌人次第ではありますが、読者の皆様もぜひコメント欄にて今週のゲームトピックに関する思いのたけ、叫びなどを短歌あるいはコメントにてぶつけてみてください。

《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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