さて今週も「Game*Spark短歌」のお時間がやってきました。
本コーナー「Game*Spark短歌」では毎週日曜日に“教養コンテンツ”としてゲーミングトピックを短歌にしてゲーミング歌人がお届け。ゲーム業界の全てがわかる、なゐすぱな一首を目標にお届けしていきます。
『モンハン』の 二の矢のごとく 新作が
積みに誘う 話題とおもろさ
さて今週もやはり『モンハンワイルズ』が大きな話題を集めていますね!SNS見てたら「普段この人ゲームしてる印象ない」と思っていたインフルエンサーさんも『モンハンワイルズ』を遊んでいて、驚かされます。
しかし同時に新たなゲームも次々にリリースされていてそれも見逃せない! また積みゲー増えるよ! どっちを中断するかは人それぞれですが。歌人が個人的に注目しているのは『FragPunk』ですね。実際に遊んでみたところ、結構面白かったですよ。しかし歌人はFPSが下手なんです。……頭に血が上るのですよ! 「傷口マナー」とかも恐怖です。
歌人はバックスタブが好きなトリガーハッピー人間なので、奇襲できるポジションに付けたらもうテンション上がって特攻してしまいます。生まれる場所と時代が違ったらやたら前のめりな鉄砲玉とかになってそうですね!

ゲームがある時代に生まれたから、僕らは生きている。
世の果てを 望むならばと ネット見て
ROM専まるで 覗き見のよう

今週のトピックとは関係ないですが、ふと『風ノ旅ビト』を遊びたくなった歌人。『風ノ旅ビト』は記憶を消してもう一度遊びたいゲームなのですが、こういう独自の感性がベースとなる“ゲーム体験をメインとしたゲーム”は得難いものですよね。『Outer Wilds』もそのひとつです。
歌人は安部公房という小説家が好きなのですが、彼はこの世の最果てを望む小説を書いたり覗き見っていいよねとか書いたりした作家です。ちなみに安部公房のこの「覗き見っていいよね」、世の中に自分を認識させないで世界を観察するということでもあるようです。
というわけで『風ノ旅ビト』も人がいない砂漠、まるで最果てのような世界での冒険ということで、ズバッと胸に刺さりました。なにか……なにかこう、砂漠が綺麗なゲームはないでしょうか!?
ゲーミング歌人がこの一週間で話題になったトピックで一首詠む“短歌企画”は連載企画ですので、普通に来週も開催されちゃいます。
公開するもしないも歌人次第ではありますが、読者の皆様もぜひコメント欄にて今週のゲームトピックに関する思いのたけ、叫びなどを短歌あるいはコメントにてぶつけてみてください。