最強メカがオープンワールドで空飛んで激闘する以上に面白いものはないだろ?『VARIAVLE ARMS FRONTIER -暁の皇女と忘れさられた惑星』レポート&インタビュー【東京ゲームダンジョン6】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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最強メカがオープンワールドで空飛んで激闘する以上に面白いものはないだろ?『VARIAVLE ARMS FRONTIER -暁の皇女と忘れさられた惑星』レポート&インタビュー【東京ゲームダンジョン6】

ガンダム×マクロス×アーマードコア×エースコンバット×メタルマックス×情念=ロボットゲームの新たな可能性。

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最強メカがオープンワールドで空飛んで激闘する以上に面白いものはないだろ?『VARIAVLE ARMS FRONTIER -暁の皇女と忘れさられた惑星』レポート&インタビュー【東京ゲームダンジョン6】
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巨大メカ。面白い。

コクピット型コントローラー。面白い。

変形。面白い。

ミサイル。面白い。

ライフル。面白い。

ホーミングレーザー。面白い

オープンワールド。面白い。

それが全部入りになったなら? もちろん面白い。

東京ゲームダンジョン6にそんな面白いものが皿の上に山盛りになったゲームがありました。『VARIAVLE ARMS FRONTIER -暁の皇女と忘れさられた惑星』(以下、VARIAVLE ARMS FRONTIER)はまさしくそうした一作です。ハイクオリティなロボで超高速で広大な大地を飛び回り、敵と激闘を繰り広げるという、うまいものしかない料理に挑戦しているのです。

インディーゲーム展示イベント「東京ゲームダンジョン」現地レポート記事はこちらから!

膨大な空間を飛び回り、敵を撃破していけ

コクピット型のコントローラーで巨大メカを動かす。面白い。「VARIAVLE ARMS FRONTIER」のブースは、まるでロボットのコクピットを模したようなツインスティックのコントローラーが配置されており、来場者の目を引いていました。

ブースの設営段階で、まるでアーケードの筐体みたいに設計しているのでもう面白さが漂うわけで、実際に試遊してみても予想通りの体験がそこにあるのでした。

飛行形態に変形し、オープンワールドを飛び回る面白い。まず試遊を始まると、広大なフィールドを飛行形態で飛びまわり、レーダー上の敵を探して始末しに向かいます。なかなかいまのロボットもので、オープンワールドを採用したものはほぼないです。だからメカの機能を全面に生かすオープンワールドを舞台としたゲームは、それだけで貴重な気もしますね。

人型形態に変形し、ライフルで敵を撃つ。面白い。レーダー上で敵に集まる場所に向かえばいよいよ戦闘開始。飛行形態から人型にワンボタンで変形し、装備したライフルで敵ロボットや敵戦闘機と交戦。戦闘は飛行形態でもできますが、やっぱ人型と切り替えながらやり合うのが面白いですよね。

「ガンダム」、「マクロス」、「メタルマックス」に楔を打ち込まれた作り手にインタビュー

こうした面白さのビュッフェのような本作、さまざまなゲームやアニメ、映画の影響を受けているに違いない! と思い、開発者のUNLIMITED GAMES代表であるtake氏にお話を聞いてみました。

するとそこには、「ロボットジャンルでオープンワールドを扱う意味」に満ちた話がたくさん織り込まれていたのでした。

ーーどういうきっかけで本作のようなオープンワールドのロボットものを作ろうと思ったのでしょうか。

taka:自分がもともと「機動戦士ガンダム」とか「超時空要塞マクロス」などのアニメが大好きで、そういうタイプのゲームも大好きなのがあります。自分が好きなものを全部詰め込んだものを作りたかったんです。

ーーそれは伝わりましたね。

taka:かつ、ゲームでも最近『アーマードコア6』などがリリースされたり、ロボ好きの勢力が巻きかえってきたというか(笑)。「だからロボ好きみんなでロボットゲームを盛り上げようぜ!」みたいな気持ちもちょっとあります。

ーー本作でこだわって作りたい点を教えてください。

taka:オープンワールド……いや、オープンフィールドと言ったほうがいいのかな? 自由に空を飛んで、いろんなアイテムを入手したり、敵と戦ったりします。ストーリーも実装する予定なのですが、面クリア型ではない面白さを実現できればと思っています。

ーー飛行形態で広大なフィールドを飛び回り、ミッションを進める感覚は『エースコンバット6』あたりも思い出します。もしかして、影響はありますか。

taka:ありますね。『エースコンバット』も大好きです。また、オープンワールドと飛行形態は相性がいいと思ってます。ロボットだけだと広すぎてしまうけど、飛行形態があるとオープンワールドのバランスが取れ、遊びとして成立するかなと。それは他のゲームではあまりやったことのない体験になるというか。

ーー意外に他のロボットものが掘り下げていないゲームデザインに着手しているように思えますね。

taka:あとはカスタマイズをする遊びも入れようと思っています。広いフィールドでいろんな場所にいって、いろんなパーツを集めるような。

ーーそれもまたオープンワールドを生かすゲームデザインですね。

taka:このゲームに触れた知り合いに言われたのは『メタルマックス』っぽいということです。崩壊した世界でパーツを集めて自分だけの戦車を作りあげる楽しみになる。広い場所を探索することが、遊びに繋がるといいなと思っています。


「VARIAVLE ARMS FRONTIER」はこのように数多くの「面白い」を結集しながら、オープンワールドとロボットものの新たな可能性を模索した一作です。まだSteamなどで公式のストアページは用意されていないですが、興味を持った方は公式サイトなどで続報を追いかけていくのがいいかもしれません。

インディーゲーム展示イベント「東京ゲームダンジョン」現地レポート記事はこちらから!
《葛西 祝》

ジャンル複合ライティング 葛西 祝

ビデオゲームを中核に、映画やアニメーション、現代美術や格闘技などなどを横断したテキストをさまざまなメディアで企画・執筆。Game*SparkやInsideでは、シリアスなインタビューからIQを捨てたようなバカ企画まで横断した記事を制作している。

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