
カプコンは『モンスターハンターワイルズ』が現状ではAMD FidelityFX Super Resolution 4(FSR 4)をサポートしていないと3月5日にSteam上で告知。これに3月8日時点で500件以上もの返信がつくなど、多くのプレイヤーが反応を見せています。
対応を望む声やその前に安定性を改善してほしいとの声も
本作のSteamストアページにおいてAMDのFSR 4を現状ではサポートしていないとの告知が3月5日にされていました。元々本作の公式サイトではSteam版動作環境として「超解像技術は、NvidiaのDLSS 3.7とAMDのFSR 3.1に対応」とされていましたが、新たな技術による恩恵に期待していたプレイヤーは未対応が明言されたことにがっかりしたようです。
記事執筆時点(3月8日)で500件以上のコメントが上記の告知に返信として投稿されており、FSR 4に対応してほしいとの要望が多くあるようですが、一方でそもそものゲーム自体の安定性向上を望むようなコメントも見られます。その点については、3月8日にSteamにて投稿されたコミュニティメッセージでもリリース以降優先的に対処してきた問題として安定性やバグが挙げられています。
なお500件以上のコメントにはFSR 4とは全く関係のない内容も投稿され、それへの反応も含めて混沌とした状況になっていることには注意が必要です。
対応とは発表していないのになぜ…?
そもそもAMDが投稿したコミュニティブログでもFSR 4対応とはされていなかった『モンスターハンターワイルズ』ですが、なぜ改めて未対応が発表されてがっかりされるようなことになっているのでしょうか?
これについては海外メディアVideoCardzがリーク情報として『モンスターハンターワイルズ』を含む35タイトルについて、FSR 4がロンチされるとともに対応すると報じていたほか、AMD製品や搭載PCを購入すると同作が付属するというキャンペーンが実施されていたことから、リリースと同時に対応するはずとの思い込みが生じていた可能性がありそうです。
ちなみにカプコンのSteamでの告知では対応自体が否定されたわけではなく、「正式の対応については今後のご案内をお待ちください。」とあるので、Nvidiaの「DLSS 4」とあわせて対応を今後発表する可能性は十分にありそうです。
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