
現地時間の3月18日に米サンフランシスコで開催されたXboxのインディータイトルプログラム「ID@Xbox」の試遊イベント。本イベントでは、12のインディータイトルがプレイアブルで並んでいましたが、その中にGame*Spark上でも大きな話題となった『プロミス・マスコットエージェンシー』の試遊デモも並んでいました。
今回、本作の開発会社であるKaizen Game Workの共同設立者で技術ディレクターでもあるフィル・クラブツリー氏にほんの短い時間ながらもインタビューを実施。本作の魅力やコンセプトについて訊いてみました。
『プロミス・マスコットエージェンシー』デモ版のプレイレポはこちらをご覧ください。
フィル・クラブツリー氏にミニインタビュー!

──本作が日本で話題になっていることはご存じでしょうか。
フィル・クラブツリー氏(以下クラブツリー):はい、知っています。私たちは日本が大好きなので、日本のゲーマーの方々に気に入っていただけるのは素晴らしいことです。それが私たちの夢の一つなのです。私たちは日本の開発者の方々と緊密に協力してもらいながらこのゲームの開発に携わってきましたから、うまくいっていると思います。
──このゲームについて改めて教えてください。
クラブツリー:本作では、プレイヤーはヤクザの若頭のミチとなります。彼は追放されたヤクザで、九州をモデルにした死にかけている町「カソ村」に送られます。そこで倒産寸前のゆるキャラ派遣事務所を立て直すことになり、「マスコット」を募集することになります。ゲームのルールとして、彼らに仕事を見つける必要があり、そのためにも街を改修しないといけません。町を改修すれば良い仕事ができるようになり、マスコットをその仕事に派遣しお金を稼ぐことができるようにもなります。町には腐敗が蔓延していて、人生における腐敗も取り除かなければなりません。そんな中、プレイヤーの分身であるミチと、小指のマスコットであるピンキーが出会い、口論が絶えずあまり仲が良くない関係ですが、最終的にはお互いを補い合うというストーリーとなっています。

──指のマスコットもすごい個性ですね。
クラブツリー:アートディレクターが提案してきたので、すぐに気に入りました。
──軽トラはどのような経緯で決まったのでしょうか。
クラブツリー:指のキャラクターが登場すると決まったとたん、トラックが欲しくなりました。登場するトラックは、少し古びた感じにして運転しにくくしたかったんです。それが軽トラだと理にかなっていて、ゲームの個性に繋がっていると思います。だからこそ、私たちも大好きになりました。日本のローカルな要素もしっかりと取り入れています。これは、日本の方々によりリアルに感じていただくのに本当に役立っていると思います。
──最後に、本作を楽しみにしている日本のゲーマーにメッセージをお願いします。
クラブツリー:デモ版をプレイしてくださった方、本当にありがとうございます。『プロミス・マスコットエージェンシー』を楽しんでいただけると幸いです。私たちは日本のゲームや文化が大好きなので、私たちのゲームを楽しんでいただけると嬉しいです。ありがとうございます!

『プロミス・マスコットエージェンシー』は、PC(Steam,Epic Games Store)/PS4/PS5/Xbox One/Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに、2025年4月10日にリリース予定です。