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『ドラゴンクエスト』シリーズのカジノや『ファイナルファンタジーVII』のゴールドソーサー、『スプラトゥーン』の『イカジャンプ』などなど……。本編の寄り道として気軽に楽しめるミニゲームは、本来プレイヤーに息抜きをしてもらうために組み込まれたオマケ要素。しかし、その中には本編そっちのけでやり込める魅力的なミニゲームが存在するのです。
そこで今回、おバカなミニゲームから長時間やり込めるミニゲーム、隠されたミニゲーム、最新作のミニゲームまで、当編集部にて激選した珠玉の逸品を10本紹介し、その魅力から遊び方までわかりやすく解説します!
- ◆ 目次
1P:『暴走バイセコー』
2P:『Triple Triad』
3P:『Zero-G Basketbal』
4P:『キャラバン』
5P:『ガイサベージ』
6P:『NVZN』
7P:『フォークリフトレース』
8P:『Tombstones』
9P:『Dead Ops ARCAED』
10P:『Gwent』
タイトル:『蚊』
ミニゲーム名:『暴走バイセコー』
発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント 開発元:ZOOM
ジャンル:アクション
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―バカゲーと侮るべからず。究極の接待ゲーだ!
ひたすら人間の血を吸うバカゲー『蚊』には、実はミニゲームが隠されています。本製品のパッケージの裏には「一人用ゲーム」としっかり記載してるのですが、ゲーム起動時に、2Pコントローラーでスタートボタン+セレクトボタンを同時押しすると、2人対戦ゲーム『暴走バイセコー』がプレイできるのです。
『暴走バイセコー』は、中年男性が自転車に乗りながら土俵でガチンコバトルをする奇妙な対戦アクションゲーム。十字キーで方向転換、□ボタンでアクセル、×ボタンでジャンプ、△ボタンで必殺技のロケットアタックと、単純な操作性ですが、人間同士の駆け引きが楽しめる奥深いゲーム性を秘めています。
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闇雲にタックルばかりしていると、咄嗟に回避され、勢い余った拍子でそのまま自爆したり、逆に、回避行動ばかり取っていると、油断した隙にロケットアタックをお見舞いされたりと、対戦相手と心理戦・頭脳戦を繰り広げていく事が出来るのです。また、必殺技のロケットアタックのゲージがMAXになれば、相手も警戒してなるべく回避行動を取るようになります。それを逆手にフェイントを入れていけば……と、このようにやり込めばやり込むほど、『暴走バイセコー』の魅力にハマっていくのです。ただし、策士策に溺れることもあるので、何事もほどほどが良いのかもしれません……。