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AAA級のビッグタイトルや気鋭のインディーゲームは日に日に進化していく一方ですが、中にはそうして奥深くなっていく昨今のビデオゲームに着いていけないゲーマーもいる様子。今回の「海外ゲーマーの声」では、「クラフト」や「インベントリ管理」「ヘンテコな物理挙動」といった一部の流行に乗り切れないアラサーゲーマーのお悩みをご紹介します。
「31歳のおっさんゲーマーだけど、ゲームの新要素を覚えるのがキツい」と語るとある海外フォーラムユーザーは、前述の「クラフト」などの人気フィーチャーや「武器の改造/修理」といったメカニクスに疲れを感じてしまい、「もう年をとってしまった。25年以上のゲーマー人生でついていけなくなったし、これからも成長していける気がしない」との声を漏らしていました。これには「33歳だけど、新しいゲーム要素を覚えることこそがゲームを遊ぶ理由だ」「30歳だけど、その考えは分からない。新しいゲームはチャレンジしたいし、遊んでみたい。新しいゲームメカニクスを好きになりたいし、嫌いにもなりたい」と、同年代のゲーマーから反対のコメントが寄せられている一方で、「自分は若いけどよく分かる。一部のゲームは自分にとってあまりにも複雑過ぎる」といった意見も見られていました。
そのほか『人喰いの大鷲トリコ』『ファイナルファンタジーXV』を始めた33歳のゲーマーから「新しい要素も操作性も戦闘も、物理パズルもその他のいろいろなものも気に入っている」という投稿も届いていましたが、「私も中年だし、なんで全部のゲームが『マリオ』みたいにならないんだろうって思ってる」「4ボタンが限界。それ以上は不要」「(新要素を覚えられないから)ただひたすら同じゲームを何度も何度も何度も遊んでるよ」と、皮肉っぽく諦観する方もちらほら。ゲームを愛する気持ちや意欲に年の差は関係ないのかもしれませんが、一部のゲーマーにとって複雑化するシステムは受け入れ難い面もあるのかもしれません。