- ◆ 目次
1P:『Medal of Honor Allied Assault』
2P:『Sniper Elite 4』
3P:『Call of Duty 2』
4P:『Hidden & Dangerous 2』
5P:『Medal of Honor Airborne』
6P:『Red Orchestra 2: Heroes of Stalingrad』
7P:『Call of Duty: World at War』
8P:『Brothers in Arms: Hell's Highway』
番外編:『Wolfenstein: The Old Blood』
■『Medal of Honor Airborne』
開発元:EA Los Angeles 発売年:2007年 機種:PC/PS3/Xbox 360
――空挺作戦をフィーチャーしたWW2『メダルオブオナー』
『Medal of Honor Airborne』は、2007年に発売されPC/PS3/Xbox 360向けのWW2『MoH』としては最終作となってしまったタイトルです。プレイヤーは、第82空挺師団のボイド・トラヴァーズとなりマーケット・ガーデン作戦やハスキー作戦など多くの空挺作戦に参加します。通常のWW2シューターと異なる点は、ミッション開始時において常に空挺降下から始まるところで、目標地点の近くや制圧地点などどこからでも目標を攻められます。また一定の経験値が貯まるとスコープなどが追加される武器のグレードアップ要素も備えています。Origin での配信やXbox Oneの下位互換にも対応していることから、現在でも入手しやすいタイトルです。
WW2を舞台にした『MoH』は、PSP向けの『メダル オブ オナー ヒーローズ』と、PSP/Wii向けの『メダル オブ オナー ヒーローズ2』を最後にリリースされていません。なお本作の後の『MoH』シリーズは現代戦へ時代を移しており、アフガン戦を舞台にした『Medal of Honor』(2010)や対テロ戦がメインの『Medal of Honor Warfighter』が2012年にリリースされていました(さらに海外向けPS3版『MoH Limited Edition』には『史上最大の作戦』のリマスター版が付属していた)。
しかしながら、両タイトルの厳しい評価からライナップローテーションを外されてしまい、開発していたDanger CloseはEALAに吸収される形で解散してしまっています。しかしながら、2作で展開された現代戦『MoH』は、ファンの間から再評価の動きがでているため、WW2/現代戦のいずれかの形でシリーズの復活を期待する声も出ているほどです。