気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Arrowfist Games開発、PC向けに3月24日に正式リリースされたハクスラ&ローグライトアクションアドベンチャー『Deflector』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、迫りくるウイルス達を殲滅していくハクスラ&ローグライトアクションアドベンチャー。実験的環境を舞台に、プレイヤーは検体「SPECIMEN」を操作して、己を強化しながらランダムに生成されるマップを駆け抜けます。敵の攻撃を跳ね返すことができるディフレクトが特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。
『Deflector』は、2,300円で配信中。


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
Mario本作の開発者であり、Arrowfist GamesのCEOであるMarioです。私はたくさんのゲームが大好きですが、1つ選ぶとしたら『テラリア』ですね!
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Mario友人たちと私が本作の開発を始めたのは、私たち全員がとても情熱的なゲーマーであり、他の多くの人たちと同様、ゲーム会社を作ることが最大の夢だったからです!私たちは全員ローグライクゲームが大好きでしたので、本作を最初の1本とすることにし、とてもワクワクしながら開発を行いました。
――本作の特徴を教えてください。
Marioゲームタイトルそのものが示唆するように、本作の特徴はメインシステムであるディフレクトです。プレイヤーは弾丸を敵に跳ね返したりすることができます。プレイヤーは様々なキャラクターを操作することができ、それぞれが独自のプレイスタイルとディフレクトシステムを備えています。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?
Mario主なターゲットはローグライク/ローグライト好きな人々ですが、それ以外のアクション/弾幕/ダンジョンクローラー好きなプレイヤーも間違いなく楽しめると思います。カジュアルプレイヤーにもハードコアプレイヤーにも楽しんでいただけるものとなっており、プレイすればするほどゲームが簡単になるようなアップグレードがたくさん用意されていますが、難しいゲームが好きな人には挑戦的なエンドコンテンツが待っていますよ。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Marioプレイフィールやビジュアルの両方で主に参考にしたのは、『Hades』『Enter the Gungeon』『Hyper Light Drifter』といった同ジャンルの他の作品です。
――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?
Marioできるだけ多くの言語に対応させたいと思っています!本作は正式リリースされたばかりなので、プレイヤーからのフィードバックをすべて収集した後、より多くのオーディエンスにリーチするため、今後のさらなるステップと追加する言語を決定する予定です。有志翻訳についてですが、コミュニティがゲームに深く関わっているのを見るのはいつも本当に嬉しいので、有志翻訳の追加を喜んで検討させていただきます。私たちのウェブサイトやDiscordを通じてご連絡ください!
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Mario実際、私たちの母国(スペイン)で新型コロナによるロックダウンが行われる2週間前、本作の開発が始まりました。その頃、私たちはゲームのインキュベーションプログラムであるGameBCNに参加していました。パンデミックによって、私たちは母国に戻らなければならず、リモートで開発をすることになったのです。また、GameBCNが提供していたgamescomや東京ゲームショウへの参加といった良いプロモーションの機会も、キャンセルされたり完全にオンライン化されてしまったりしました。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Mario本作が好きな人は、自分のゲームプレイを好きなプラットフォームで自由にシェアすることができますよ!
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Marioチャレンジングでテンポが速く、リプレイ性も高いゲームがお好きでしたら、ぜひ本作を遊んでみてください!
――ありがとうございました。


本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。