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ビデオゲーム史の黎明期から存在するゲームジャンルのひとつ「フライトシミュレーター」。一昔前にくらべ、リリース数が減っている印象も拭えませんが、ゲーマーにとって飛行機の操縦は“ロマン”そのものであり、今も昔もその魅力は色あせることがありません。前回の「戦略ゲーム特集」や「日本軍特集」「エースコンバットシリーズ特集」に続いて、今回は古今東西、新旧問わず、編集部が自信をもってオススメするPC向けフライトシム作品を、10本厳選してご紹介。現時点でも入手してプレイ可能なタイトルを集めてみました。
- ◆ 目次
1P:『DCS World』
2P:『Microsoft Flight Simulator X』
3P:『Combat Air Patrol 2: Military Flight Simulator』
4P:『Falcon 4.0』
5P:『Strike Commander』
6P:『Enemy Engaged Comanche vs. Hokum』
7P:『IL-2 Sturmovik: Battle of Stalingrad』
8P:『Take On Helicopters』
9P:『Rise of Flight』
10P:『X-Plane 11』
■『DCS World』(Steam)
開発元:Eagle Dynamics 発売年:2012年 価格:Free-to-Play(アドオンDLC購入方式)
―現在において最もポピュラーなコンバットフライトシム
『DCS World』は、ロシアのEagle Dynamicsが開発した軍用機に焦点を当てるミリタリーシミュレーションゲームです。ゲーム本体を無料で配布するFree-to-Play形式で配信しており(無料で使える攻撃機Su-25Tとプロペラ機TF-51Dが同梱されている)、戦闘機のF-15CやSu-27、ヘリコプターのUH-1HやKa-50ブラックシャークなど、サードパーティー製の機体を含めれば現時点で25機種が販売。陸戦兵器を操作/指揮が出来るアドオン『Combined Arms 1.5』もあります。なお開発中のアドオンでは『DCS: F-14A & B Tomcat』や『DCS: Eurofighter Typhoon』などサードパーティー製のものが数種類進められています。
また、新たなマップしてネバダ州のネリス試験訓練場とその周辺のラスベガスを飛行出来る『DCS: NEVADA Test and Training Range Map』が早期アクセスとして配信。1944年フランスのノルマンディー地方地方周辺を再現した『DCS: Normandy 1944 Map』も予約購入可能です。